オリエント急行殺人事件(1975) MURDER ON THE ORIENT EXPRESS

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監督:シドニー・ルメット
出演:アルバート・フィニー、ローレン・バコール、イングリッド・バーグマン、ジャクリーン・ビセット、ショーン・コネリー
時間:128分
公開:1975年
キャッチコピー:
この中に犯人がいる?
ジャンル:
ミステリー

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2010年02月26日 | 見た回数: 1回

アガサ・クリスティという名もエルキュール・ポアロという名も名前こそかなり知っているわけなのですが、はて?実際には全然接点がないこともわかりました。ホームズだったり明智探偵だったりというスマートに解決する凄腕探偵に憧れていた若かりし石田少年。この変な理想像からすると,ポアロってなんか変。と思っていたことも原因かもしれません。コロンボ・・・は刑事ですしね。

電車内の密閉空間で深夜人知れず殺人事件が発生。殺された犯人は人間的に問題有りの人物。雪崩が起こってしばらく動けない状態。まわりは雪山。でも(大変だけど)雪の中を行き来できるので密室殺人じゃない。誰が犯人???

監督(作品)の策略にはまり,ものの見事に、完全にミスリードされてしまいました。なるほどねー。通勤シアターで、ちょくちょく思考が切られてたということはいえ、まんまと引っ掛かって恥ずかしー。彼(ポアロ)はほぼトークだけで解決してましたね。何であれだけの会話であそこまで導きだせるのか。すごいなぁ。

・映画だから(元は本だけど)?
・ポアロがスゴい?
・カットされてる?
ま、最有力は僕がおばかであること。ですがね。

もう一回見直したらもしかしたらもっとさくっと、「あそことあそことあそこが鍵になってここにたどり着くのか。」と、わかると思うんですけどね。推理やら探偵には向いてない僕なので、それでも厳しいかな?

ラストに向け、容疑者に片っ端から会話をして本質を見抜き、かつそれが解決法として正しいのか?真での流れ、とても楽しく拝見できました。ラストの決断も悪くないですな。ということで、十分頭を使って楽しめたので、よかよか。デス。

※電車の殺人といえば「シベ超」ですかねー。最初に浮かんだのは「西村京太郎」なんですけどね。あんまり読んでないけど。

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