ガメラ3 邪神覚醒

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監督:金子修介
出演:中山忍、前田愛、藤谷文子、山咲千里、手塚とおる、安藤希、小山優、津川雅彦、清川虹子
時間:108分
公開:1999年
キャッチコピー:
わたしはガメラを許さない。
ジャンル:
SF怪獣特撮

コメント一覧

柴田宣史 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2021年06月03日 | 見た回数: たくさん

2021年6月3日に「ガメラ2 レギオン襲来」をみた勢いで尾内家で視聴。

丞二曰く「アニメの発想で作るべきでないところが、アニメのまんまの発想で作られてしまっている」という終盤のイリスとガメラの空中戦。なるほど、と思わさせられました。

でも、なんちゅうか、この、可愛い少女の怨念、時代遅れになってしまった正式な巫女、レギオン戦による地球の損耗等々、とっても「らしい」ガメラユニバース感はやっぱりきもちよくって、前田愛さんが「殺して!」っていうシーンも、とってもサマになってるなあとおもうのです。

やっぱり4みたいなあ。

柴田宣史 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2018年07月29日 | 見た回数: たくさん

幼生体のイリスは、なんかおもちゃっぽいんですが、本作で、ガメラのデザインがぐっと良くなるんですよね。

イリス巫女の5年前に、ガメラが彼女の両親を巻き込んで建物を崩壊させる描写があるのですが、この時のガメラ、白目だけで、これがまた格好いいんですよね。

石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2014年09月15日 | 見た回数: 2回

惜しむらくは人間と交感したりとか、人類の味方。とかどーでもいいので、このスケールで、人類・ガメラ・イリス・ギャオスたちの大群というまさに大怪獣戦争を見たいのになぁ。中間過程は別にいらないなぁ。という、なんとも少年心をくすぐる出来。期待感。
それくらい東京をぶっ壊してる(人類のことを気にしない)ガメラはかっちょいいし、京都駅をぶっ壊し、勝利のために〇〇しちゃうガメラもとってもステキだし傷つきながらも次の戦いに向かう姿もサマになってる。
最終章・人類はどうなる。どーなんねん。まったく。そこからの話を作ってくれたらいいのになぁ。それが「小さき勇者たち〜ガメラ〜」を見る気があまり起きない理由だったりするんです。

ファンはまってると思うんだけど、一向に作る気配はないなぁ。ガメラもゴジラも作ってもう怪獣映画は飽きたかな?

柴田宣史 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2011年09月17日 | 見た回数: たくさん

物語冒頭、東京上空でガメラとギャオスが戦うシーン。最初はほとんど音と衝撃だけで、怪獣たちは全く見えない。この演出もかなりニクいのだけど、そのあとのガメラ登場シーンが非常に秀逸。

ビルの合間に、ぐるぐると回ってガメラが飛来する。勢いよく回転を止め、足のみの噴射に切り替える。甲羅のヒダがバラバラッと開閉し、ガメラ着地。

ああ、やっぱりアンタ兵器なのね、というシーンですが、いやあ、かっこ良かった!

石田憲司 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2011年08月03日 | 見た回数: 1回

評判の割に、そこまで響かなかった「ガメラ2 レギオン襲来」。いや、おもしろかったんですよ。なかなかにカッチョいいし。ただ、なんというか若干引っかかりがあって、ズバリ「オススメ」までは行けなかった平成ガメラ。

やっとこさ見た3作目、いやー、面白かったです。たぶん見てる時のモチベーションなんかもあるとは思うのですが、前作であんまりカッチョいいなぁ。と思えなかった怪獣さんたちが今作、見違えるほど格好良く視えるんですな。ガメラだって、イリスだって、ギャオスらだって〜♫ですよ。

主役であるガメラもあんまり人を助けて交流を・・てな雰囲気はなく、あくまで地球の意志(かな?)の都合上、戦ってるぜ。という情景が多く、また、人類は人類でやっぱガメラ把握じゃないか。という論調の下攻撃したりとギスギスとした緊張感もあり、ライバルのイリスもちょっとピカピカ光ったりがやり過ぎかなー。と思わなくはないものの形状も申し分なし。

続きは?で、どーなるのん?続編?というとっても木をもたせたエンディングですが、そのへんも含めて実に満足。これなら文句なしで「オススメ」です。

まぁ、あえて気になったとこを言うなら「山咲千里さんは何がしたかっのか?」「仲間由紀恵さんはなんのために出てきたのか?」ってなとこかな?

柴田宣史 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2009年08月09日 | 見た回数: 2回

この作品でうまいなと思わせるのはライバルであるギャオスの使い方です。邪神イリスはギャオス亜種なのです。でも、ギャオス巫女の女の子(前田愛さん)のウラミが強いので、こんなんなっちゃったというはなしです。完全に新しい怪獣を出しちゃうと、思い入れをリセットしないといけないのですが、ギャオスと思えばけっこう楽しいもんです。

かわいい女の子と、やや生理的嫌悪感をもよおすほどのグロテスクな怪物というのは、なんというかちょっと病んだエロティシズムの典型で、その部分はいい感じで満たしてるなと思うのですが、総体的に見てみるとちょっと眠い物語かなと思います。

でも、鳥類学者(中山忍さん)とか、交感力を失ったガメラ巫女(藤谷文子さん)とか一作目からのオールキャスト構成で、しかもいい感じのオープンエンドになってて、クライマックスの京都駅破壊の後、ガメラの終わりなき、しかも絶望的な戦いの直前ではなしが終わります。この部分は格好いいなあと思いました。あ、あと冒頭のガメラ墓場も。

ちなみにガメラ4という、ちょっといわく付きの作品があるそうですね。なんとか見たいなあ。

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