娘が見てた最後のプリキュアシリーズ。これの映画版で、若干気持ちも薄れてた頃だったので、僕自身もあんまりまじめに見てたわけじゃないんですが、それなりにキャラは覚えてはいるものですな。そういやアニメ版の最後とかって見たのかな？覚えてないや。

あ、さてさて、多分映画部でも最後のプリキュア作品になるであろう今作ですが、うーむ。意外といいじゃないか。ものを大切にしよう。とか過去にすがってちゃダメで未来に向かっていこうじゃないか。的な子どもたちへの説教臭い内容を美味いこと話に織り込んで、一本の良い作品になってる気がします。その点では単独プリキュアシリーズ（オールスターは別ね）の中でも上位に入るのかな？

まったくもって本編と絡めてこないあたりも好感がモテますね。この辺、アニメ版見てないけど、連れてこざるを得なかった親御さん向けの配慮かしら？

あえて言うと、
・ラスボスを救う気が皆無でしかも結構あっさりと倒しちゃったこと。
・未来がなくなると現在もなくなるという意味がいまいちよく理解できなかったこと。
・映画版用の妖精と準ボスの正体が結構冒頭で分かること（子どもたちにはわからないかも？）

あたりは、もうちょっとなんかなりそうな気もするんですけど、いやなに、もっとグダグダの作品も多い中、こんだけできてりゃ上出来じゃないかな？

うん。最後を飾るにはふさわしかった気もします（だから評価も甘いのかも）。