Dr.パルナサスの鏡 The Imaginarium of Doctor Parnassus

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監督:テリー・ギリアム
出演:ヒース・レジャー、コリン・ファレル、クリストファー・プラマー、ジョニー・デップ、ジュード・ロウ
時間:124分
公開:2010年
キャッチコピー:
鏡の中は、わがままな願望でいっぱい
この迷宮から、大切なひとを救えるのか──?
ジャンル:
ミステリーファンタジー

コメント一覧

陰下洋子 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2012年03月05日 | 見た回数: 1回

何の予備知識もなく、視聴。
悪魔役が、トム・ウェイツに似ているけど悪がなさすぎるなとか、娘役の女の子がデボン青木に似てるとか、ヒース・レジャーって誰? 今一瞬ジョニー・デップ出てた? おじいさんの衣装、日本ぽいなー。などと周辺に気を取られる映画でした。

内容? うーん、CGで簡単に不思議世界を表現できてしまうのは、ちょっと興ざめ。どちらかというと、アナログな演出のエンドロールのほうが素敵。

それと、時を越えて役者をしているトラップ大佐に出会えた事がうれしかった。

なにかと出演者についてのエピソードが印象的な映画でした。

石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2011年05月17日 | 見た回数: 1回

なんだかんだでヒース・レジャーがなくなったことが一番ニュースになってしまった今作ですが、よくもわるくもギリアムらしい(個人評)作品でした。

悪魔と賭けをして「不死」を手に入れ、代償として魂をおさめる。ダメだったら実の娘を差しださないといけない・・・なんかの昔話をモチーフにしてるんでしょうか。知ってる気がするんですが、何お話だったんかねー。昔話です。マザーグース??グリム童話??忘れましたが、それをギリアム風に仕上げてみました。というところでしょうか。
となると「ブラザーズ・グリム」を思い出させるわけですが、今作のほうが面白かったようには思います。ただ、なーんかうまく面白いポイントを説明できない不思議な感覚です。彼の作品はいつもそうなんですけどね。

舞台自体は「チャーリーとチョコレート工場」と「ロスト・チルドレン」の世界をミックスさせたような感じで悪くない。また、ジョニー・デップ、コリン・ファレル、ジュード・ロウが代わりにということだったんですが、意外につぎはぎ感もなく自然な感じ。また、悪魔のほうが魅力的で、多分神様(多分ね。そんなふうに観終わって思った)のほうが・・・。とか、話も悪くはない。
ただ、どっちかというと映像の方に意識を持って行かれすぎちゃって、話の筋をしっかり追うのがちょっと難しくなんじちゃうかもしれません。なんどか見てて、あれ?どうなんだっけ?というとこがありましたしね。

てなわけで、うーん。面白かったようなよくわからなかったような・・・こういう時こそ「判断保留」なのかもしれませんが、観終わったときにそれなりに満足感もあったんで「まあまあ」なのかねぇ。

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