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ステップフォード・ワイフ The Stepford Wives
画像表示切り替え監督: | フランク・オズ |
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出演: | グレン・クローズ、クリストファー・ウォーケン、マシュー・ブロデリック、ニコール・キッドマン、ベット・ミドラー |
時間: | 93分 |
公開: | 2005年 |
キャッチコピー: ステップフォードの妻たちには、秘密がある。 | |
ジャンル: リメイク |
コメント一覧
柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2013年01月04日 | 見た回数: 1回
石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2010年08月19日 | 見た回数: 1回
ステレオ(ステロ?)タイプな古き良き良妻賢母風ニコール・キッドマンが楽しめる作品。という印象でしたが、フーンそうですか。もっとキャリアウーマンと田舎の素朴な人々とのカルチャーギャップが主体のコメディ作品かと思ってました。こんなSF(ともちょっと違うか?)的作品とわかってたらそれはそれなりに心して挑んだんですがねー。ちょっと残念。
また、人間風ロボット的な動きをする彼女らが、たまに変にメカチックというか役者さんではない感じの時があってそこがちょっと、あれ?とか思ったのと、あと女性の扱い方など某団体からはクレームつきそうな内容かな。とかは感じましたね。
と、若干マイナス面も感じられるものの、コメディタッチの本作(オリジナルはホラーテイストらしい)。グレン・グローズの敵方(?)のボスがなかなかにいっちゃっててて魅力的でしたし、あと、ベット・ミドラーやクリストファー・ウォーケンなど役者もそろえててくせのある役を演じてくれてたし、なんだかんだで面白かったです。
という事で、そこそこ楽しめたんで「まあまあ」ですかねー。甘い?
男女の関係についての風刺的な描写については、あまり短い言葉では適当でないような気がするので、詳述をさけますが、かなり面白かったです。男性にとっては、やっぱり Women, can't live with them, can't live without them.なんだなあ、ト。
メイキングによれば、stepfordという言葉自体が既に慣用句として意味を持っているそうで、僕は寡聞にも本作がリメイクだったことも知らないんで、とうぜんその慣用句も知らないのですが、けっこう有名な原作なんですね。
でもフランク・オズの手にかかっちゃうと、いかにも彼らしい映画になっちゃう。口からキャッシュディスペンサーのようにお金を出すだけでも、脳をいじっただけでは到底できないとは思うのだけど、未公開シーンでは、下半身が芝刈り機になるベット・ミドラーも出てきちゃう。
憔悴しきったショートのブルネットのニコール・キッドマンもたいへんかわいいのですが、いやあ、そのほかの布陣が大変豪華ですね! クリストファー・ウォーケンとグレン・クローズは言うに及ばずですが、なんといってもひさしぶりにマシュー・ブロドリックとベット・ミドラーにあえたのがとてもうれしかったです。