宇宙戦艦ヤマト 復活編

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監督:西崎義展
出演:山寺宏一、青野 武、永井一郎、緒方賢一、伊武雅刀
時間:135分
公開:2009年
キャッチコピー:
戦士たちよ、ヤマトに乗れ。人類を救え!

愛のために戦え!
ジャンル:
アニメ(日本)

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: ざんねん | 見た日: 2010年08月18日 | 見た回数: 1回

まず、たとえ行き先が「イスカンダル」でなかったとしても、是非ささきいさおさんに歌ってもらいたいヤマトのテーマ曲。THEアルフィーです。どうぞよろしく。「シティハンター」のTMネットワークと同様に定番の曲ってのはあると思うし、それは使ってほしいなー。ご存命ですし、古いの使っても良いじゃない。ダメ?

気になるところも当然ありましたけどね。例えば、

・真田さん眉毛なかったっけ?敵の武将(異星人)の方が人間っぽいぞ。
・敵の武将とその部下たち。「人間の誇りを持って死んで行こう」あ、人間って言っちゃった?
・スクリーンに映し出される明朝体の漢字情報。今までのってあんなのあったっけ??
・乗員がチャラチャラしたイマドキの若者→あんたら軍人ですよね。
・艦隊戦は「銀河英雄伝説 新たなる戦いの序曲」を思い出させるなにか。
・ワイングラス片手に「ヤマトの諸君」は??
・民間人である自分の娘を乗せたまま「地球を救うためだ。我々はどうなってもいいじゃないか」っていいの?

とかね。ほかにも多々ありますが、まぁ些細な事です。

話の流れは基本「宇宙戦艦ヤマト 完結編」と同じ展開。なんやかんやで無敵兵器"波動砲"で片を付けちゃいます。
ただ、今までのようなこてこての暑苦しさや、絶望的な戦い。という印象もなければ、恒例の大虐殺、仲間がどんどん死んでいくってのもない。全体的に軽くてあっさり勝っちゃった。解決しちゃったねぇ。という印象。

でもまぁ、そもそもヤマト自体今更感があるわけですが、なんだかんだで再発進はおおー。となりましたしネット上の酷評の割にそれなりにまともじゃないか。とか思いながらラスト30分(地球滅亡3日前くらいからラストバトル)
ここから急転直下にへんてこな方向にいっちゃいます。まるで変な宗教ビデオ見せられてるような気持ちになりました。また、最後の敵もなんだこりゃ?今までのヤマトを見てきた身からすると、うーん。ヤマトの宇宙世界が訳のワカラナイ方向に作り替えられてないかい?という印象。

ということで、途中まではそれなりでしたが、最後が響いて「残念」。
別段ヤマトに思い入れがなけりゃ、「イマイチ」どまりだったんでしょうがね。
キムタク版「SPACE BATTLESHIP ヤマト」、どーなるのかなー。

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