例えば似たような映画で「アフリカン・ダンク」とかがあります。良い人役のケビン・ベーコンが見れるのでそれで有名かもしれません。話もスポーツを通じたい文化交流やらなんやらがテーマのひとつにあがってるし、ディズニー配給の平和な映画だし。と似た要素は多いんですが、「Based on a true story」の強みもあれば、南国の陽気なあの人たちが極寒の厳しい土地に来るというギャップも捨てがたい。典型的ないやな奴らも出てくるし、彼らにバカにされ、冷遇される素人同然の彼らが成長していき、認められるまでの過程を追うのも良いじゃないですか。あと、下手に感傷的に作ってないのも良いですよね。邦画だったら、ここらで一発泣けるシーンでも入れようか。とか思っちゃうのかもしれません。
相変わらず何度見ても楽しくて幸せになれる一本だなぁ。
いつだったか、無人島に持って行くならどの映画?というような話題があった気がしますが、もし5本持ってけるなら、これは入れてもいいなー。ってくらい好きな作品。明るくてポジティブで前向き。テンポよくコンパクトに必要な要素を全て入れてくれてるし、音楽も陽気で元気一杯。
例えば似たような映画で「アフリカン・ダンク」とかがあります。良い人役のケビン・ベーコンが見れるのでそれで有名かもしれません。話もスポーツを通じたい文化交流やらなんやらがテーマのひとつにあがってるし、ディズニー配給の平和な映画だし。と似た要素は多いんですが、「Based on a true story」の強みもあれば、南国の陽気なあの人たちが極寒の厳しい土地に来るというギャップも捨てがたい。典型的ないやな奴らも出てくるし、彼らにバカにされ、冷遇される素人同然の彼らが成長していき、認められるまでの過程を追うのも良いじゃないですか。あと、下手に感傷的に作ってないのも良いですよね。邦画だったら、ここらで一発泣けるシーンでも入れようか。とか思っちゃうのかもしれません。
また、「アフリカン・ダンク」はその名の通りのメジャースポーツですが、こちらは「ボブスレー」。ただでさえウィンタースポーツを取り上げた映画も少ないんですが、この映画見るまで、ほとんど意識すらしてなかったスポーツですよ。もしかしたら、マイナーネタに映画を・・・という一時期のブーム(「ロボコン」だの「ウォーター・ボーイズ」だの)をもたらしたのも今作のせい?が、今作を超える作品にはなかなか出会ってない(石田評)なー。
※そういや、ウィンタースポーツ扱った作品でいけば今作といい「ミラクル」といい、当たりが多いですね。以外に「シムソンズ」とかも面白かったりするんだろうか?
ボブスレーにはスプリンターに適性があるのだ。という訳のワカラナイ理論に基づいてのお話ではあるのですが、それで思い出されるのが98年フランスワールドカップ。日本が初めて出れた時の予選同組にジャマイカがいました。
「レゲエ・ボーイズ」なんて呼ばれてましたかね。
一応出場国としては最弱評価を受けていた彼ら。今作とかぶる境遇で、日本も彼らには勝てるだろうから・・・。という勝手な国内の楽観論が蔓延してました。
あの時も結果は3-1でジャマイカの勝ち。サッカーに関してはやりようによっては勝てただろうとも思うんですが、ただね、ジャマイカ人のアスリートとしてのポテンシャルは半端じゃない。なんせ、現時点で世界最速のランナー、ウサイン・ボルトもジャマイカ人ですし、その前の世界記録保持者アサファ・パウエルも同国人。なめちゃいけませんともさ。
閑話休題
ちゅうわけであらぬ方向に向かっちゃいましたが評価としては、文句なし「おすすめ」で。だって好きなんだもの。