おくさんがケビン・ベーコンのファンなので、なんとなく借りてきてみましたが、意外にも奥さん、未見だったみたい。といっても、ぼくも一回見たことがあるくらいか。

この映画、筋立てに注目しちゃうと、陳腐なのです。故障してしまった、もと有望選手。いまはコーチ助手に転向したけど、功名心が邪魔をして、なかなか本コーチになれない。

でも、ある輝かしい才能を見つけて、その才能の発掘とともに、人間としての成長を遂げて、見事本コーチになる。

途中ある、部族のイニシエーションを経るのも、まさにその成長のニュアンスの強調なのですが、みどころは、やけに手足の長いアフリカン若者なのです。

この人がまあよく動く。ツインビーかグラディウスか、というくらい動く。

ちゅうわけで、けっこう楽しかったです。

＊　＊　＊

ところで、恒例の奥さん一言コメント。

ケビン・ベーコン、好きだけど、なんでこんなやさぐれた顔をしてるのかね？

んー、なんでだかはわからないけど、たしかにヘンな顔してますね。