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石田憲司 | 簡易評価: ざんねん | 見た日: 2010年08月02日 | 見た回数: 1回
昨年もそうでしたが夏休みがくるたびに、去年の映画をやってくれるアンパンマン。 ただ、娘のアンパンマン熱も若干下がり気味だったのと、一緒にいる時はつけててもさほど食いつきも良くなかったので、今回は皆が寝静まった深夜に一人で視聴。
酷かった・・・。
アンパンマンの映画版は基本ゲストがやいのやいのやったりする訳なんです。今作の二人は巷をにぎわしてる(のか?)タレントさんのスザンヌさんとマーガリンさん(日本人の山本さん姉妹:Wikipediaによる)。
たとえば「それいけ!アンパンマン 妖精リンリンのひみつ」で土屋アンナさんが彼女以外のの何者でもない声ででてみたりする訳で、なんか変な感じー。とは思うもののそれでもちゃんと会話が成立して、それぞれのキャラが会話しているようにみれるのですが、今回の二人(メインはスザンヌさんのキララちゃんかな)は、どちらも「声優?」「吹き替え?」の常識を覆す台詞回しを展開してくれました。
・出だしから読んでいます。読んでいるだけです。 ・声が眠たい。はっきり聞き取れない。 ・滑舌が悪くてなに言ってるのか判断に苦しむ。 ・声から伝わる感情の起伏がゼロ ・しゃべるなこら。
これだったら最近めっきり精度も上がってるボーカロイドとか使ってしまえばいいじゃないかとか思っちゃいます。 子どもたちだって、いくら何でもへたっぴだなぁ。と感じるんじゃなかろうか? ここまで作品を台無しにする台詞はなかなかお目にかかれない。あえてそこを楽しむためにみてみますか??ってなもんです。
じゃ、そこは見なかった(聞かなかった)ことにして、本筋ですが、これまたちょっと残念な出来。まず、今回のテーマは仲良しの二人がけんかして、仲良くしないと大変なことになっちゃう(伝説のデビルスターが現れる)よ。という話。 二人の力を合わせれば、ほら、こんなすごい力がわいてくるよ。というもんですが、なんか良くわからんうちに仲直りしてるし、かといってそれほどすごい力がドーコーもない。 主役であるばいきんまんやドキンちゃん。にっくき敵役のアンパンマンや愛着が持てるカレーパンまんらスタメンの存在感がほぼ皆無で、アンパンマン以外特にいなくてもいい扱い。
唯一がんばってるのが「だだんだん」。なかなかの無敵っぷりで好感が持てましたが、それだけであの酷さはカバーできません。 一般向けには文句なしの「残念」映画。特に台詞回しの酷さは必見もの。という出来でした。
諸悪の根源はスザンヌさん姉妹。いくら巷で人気があるからって言っても、子どもたちの夢を壊すなんて許せないなぁ。
さて、こんな残念映画ですが、ラストがなかなかに男の子心をくすぐる(特に30代半ば)秀逸なデジャヴ展開だったので、別の台詞をあてながらお届けしましょう。ワカラナイ人には何が面白いんだ?という所なので、無視してもらって結構です。
ラスト10分より・・・ 「それゆけ!あんまんまん 逆襲のダダンダン!」
アクシズばりに落ちて来るデビルスター。散っていったカレーパンマンや食パンマン。倒れたダダンダンは世界を救うために飛び立ちます。 落下を止めようとがんばっているアンパンマン。その後ろからデビルスターを支えに加わるダダンダン。
ダダンダン「アンパンマンだけにいい思いはさせませんよ」 アンパンマン「しかし、その機体じゃあ。無理だよ、みんな下がれ」 ダダンダン「地球が駄目になるかならないかなんだ。やってみる価値ありますぜ」 アンパンマン「しかし、爆走している機体だってある」 :摩擦熱でダダンダンの外装がはがれる! アンパンマン「駄目だ、摩擦熱とオーバーロードで自爆するだけだぞ」 :巻き添えにしないようアンパンマンの支えてる地面ごと吹き飛ばすダダンダン。
「ダダンダンは伊達じゃない!」という声が聞こえてきそうでした。
落下を止めるデビルスター。
バタコさん「デビルスターが地球から離れていきます」 ジャムおじさん「えぇー?そんなばかな!」
締めはさすがに落下を止めたデビルスターを主役のアンパンマンが破壊してくれるのですが、それでもやっぱり最後は地球に星の光が降り注ぎます。
とまぁ、脚色過多で、別の映画の台詞を当ててますが、展開はまさにそんな感じのラストでした。イヤー、なんかほんまもんの「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」見たくなっちゃったなぁ。
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昨年もそうでしたが夏休みがくるたびに、去年の映画をやってくれるアンパンマン。
ただ、娘のアンパンマン熱も若干下がり気味だったのと、一緒にいる時はつけててもさほど食いつきも良くなかったので、今回は皆が寝静まった深夜に一人で視聴。
酷かった・・・。
アンパンマンの映画版は基本ゲストがやいのやいのやったりする訳なんです。今作の二人は巷をにぎわしてる(のか?)タレントさんのスザンヌさんとマーガリンさん(日本人の山本さん姉妹:Wikipediaによる)。
たとえば「それいけ!アンパンマン 妖精リンリンのひみつ」で土屋アンナさんが彼女以外のの何者でもない声ででてみたりする訳で、なんか変な感じー。とは思うもののそれでもちゃんと会話が成立して、それぞれのキャラが会話しているようにみれるのですが、今回の二人(メインはスザンヌさんのキララちゃんかな)は、どちらも「声優?」「吹き替え?」の常識を覆す台詞回しを展開してくれました。
・出だしから読んでいます。読んでいるだけです。
・声が眠たい。はっきり聞き取れない。
・滑舌が悪くてなに言ってるのか判断に苦しむ。
・声から伝わる感情の起伏がゼロ
・しゃべるなこら。
これだったら最近めっきり精度も上がってるボーカロイドとか使ってしまえばいいじゃないかとか思っちゃいます。
子どもたちだって、いくら何でもへたっぴだなぁ。と感じるんじゃなかろうか?
ここまで作品を台無しにする台詞はなかなかお目にかかれない。あえてそこを楽しむためにみてみますか??ってなもんです。
じゃ、そこは見なかった(聞かなかった)ことにして、本筋ですが、これまたちょっと残念な出来。まず、今回のテーマは仲良しの二人がけんかして、仲良くしないと大変なことになっちゃう(伝説のデビルスターが現れる)よ。という話。
二人の力を合わせれば、ほら、こんなすごい力がわいてくるよ。というもんですが、なんか良くわからんうちに仲直りしてるし、かといってそれほどすごい力がドーコーもない。
主役であるばいきんまんやドキンちゃん。にっくき敵役のアンパンマンや愛着が持てるカレーパンまんらスタメンの存在感がほぼ皆無で、アンパンマン以外特にいなくてもいい扱い。
唯一がんばってるのが「だだんだん」。なかなかの無敵っぷりで好感が持てましたが、それだけであの酷さはカバーできません。
一般向けには文句なしの「残念」映画。特に台詞回しの酷さは必見もの。という出来でした。
諸悪の根源はスザンヌさん姉妹。いくら巷で人気があるからって言っても、子どもたちの夢を壊すなんて許せないなぁ。
さて、こんな残念映画ですが、ラストがなかなかに男の子心をくすぐる(特に30代半ば)秀逸なデジャヴ展開だったので、別の台詞をあてながらお届けしましょう。ワカラナイ人には何が面白いんだ?という所なので、無視してもらって結構です。
ラスト10分より・・・
「それゆけ!あんまんまん 逆襲のダダンダン!」
アクシズばりに落ちて来るデビルスター。散っていったカレーパンマンや食パンマン。倒れたダダンダンは世界を救うために飛び立ちます。
落下を止めようとがんばっているアンパンマン。その後ろからデビルスターを支えに加わるダダンダン。
ダダンダン「アンパンマンだけにいい思いはさせませんよ」
アンパンマン「しかし、その機体じゃあ。無理だよ、みんな下がれ」
ダダンダン「地球が駄目になるかならないかなんだ。やってみる価値ありますぜ」
アンパンマン「しかし、爆走している機体だってある」
:摩擦熱でダダンダンの外装がはがれる!
アンパンマン「駄目だ、摩擦熱とオーバーロードで自爆するだけだぞ」
:巻き添えにしないようアンパンマンの支えてる地面ごと吹き飛ばすダダンダン。
「ダダンダンは伊達じゃない!」という声が聞こえてきそうでした。
落下を止めるデビルスター。
バタコさん「デビルスターが地球から離れていきます」
ジャムおじさん「えぇー?そんなばかな!」
締めはさすがに落下を止めたデビルスターを主役のアンパンマンが破壊してくれるのですが、それでもやっぱり最後は地球に星の光が降り注ぎます。
とまぁ、脚色過多で、別の映画の台詞を当ててますが、展開はまさにそんな感じのラストでした。イヤー、なんかほんまもんの「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」見たくなっちゃったなぁ。