ディセント The Descent
画像表示切り替え監督: | ニール・マーシャル |
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出演: | シャウナ・マクドナルド、ナタリー・メンドーサ、アレックス・リード、サスキア・マルダー |
時間: | 99分 |
公開: | 2005年 |
キャッチコピー: 地下3000メートルの洞窟に閉じ込められたら 狂気に陥ってもおかしくない… | |
ジャンル: ホラー |
コメント一覧
柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2019年05月03日 | 見た回数: 2回
柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2010年07月18日 | 見た回数: 1回
まずは英語の勉強。「DESCENT」は「降下」。降りていく、ちゅな意味だそうです。
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で、本題ですが……
こわかったー。
ビデオレンタル屋さんで借りてると、似たジャンルの宣伝が入ってるじゃないですか。で、最近見る映画によく「ディセント2」の宣伝が入ってたんですね。「前作はスティーブン・キングが、この10年で最高のホラー」と激賞したというようなこといってはるし、じゃあ見よかいなと視聴。
お化けやゾンビならモノの数ではないのですが、この映画のミソは狭い洞窟特有のテンスなのです。呪われた家や病院、地下室は、みんなホラー格好の舞台で、その場にカメラを置くだけで、一定のテンスを得られるのですが、本作の世界のテンスは我が身をそこにおくと思うと半ばストレスになりそうなほど迫ってきます。
そうそう、あと舞台とはまた違った怖さがあるのが、構成要員。総員6名、全部女性の探検隊なんですが、典型的「女は怖い」をこの舞台でやるのですか、という部分も見どころであると思います。
つくりもけっこうしっかりしたホラーなので、それなりにえげつなかったりドキっとさせられたりするシーンがあり、「エスター」みたいに、みんなに見てみてーとは言いにくく、せめて柴田家夫婦程度の中級者向けかなーと思いました。
そういう意味では、ほんとうであれば「おすすめ」クラスの映画なのですが、本作に出てくる小さな娘さんがね、かわいそうなエピソードとして登場してくるのですが、ちょっと描かれ方がしんどくて、これが壮快なホラー加点というより、ストレス加算にしか回らなかったので、ちょっと減点で。
でも、ラストシーン。引いていくカメラとあの構図は、さっそくその夜の夢に見るくらいおそろしかったなあ。
娘(中3)への(悪趣味な)英才教育の賜物で、「これまでに見た怖かった映画」みたいな話題になり、じゃあ、かなり怖かったので、コレと選んだ本作。
まだホラーに抵抗のある息子(小6)をなだめて視聴したところ、子供たちは「こんなのちっとも怖くない」とのこと。
いわく幽霊が出てくるような話の方がずっと怖くて、こういう「殴れば倒せるクリーチャー」はそんなに怖くないらしい。この映画はずいぶん怖い部類だと思うのだけど、まあ、もうちょっと大人にならないとわからないのかな。
子供たちによると、「怖くなく、でも面白かった」ということなので、ちかく続編も見るかも?