エスター Orphan
画像表示切り替え監督: | ジャウム・コレット=セラ |
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出演: | ベラ・ファーミガ、ピーター・サースガード、イザベル・ファーマン |
時間: | 123分 |
公開: | 2009年 |
キャッチコピー: この娘、どこかが変だ。 | |
ジャンル: ホラー |
コメント一覧
柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2023年12月31日 | 見た回数: 3回
柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2019年01月14日 | 見た回数: 2回
中学2年生の娘が、英才教育の成果がどうやら結実してしまって、すすんで悪趣味映画を見たいというようになってきました。
ならなにからみようかね、ということで、母親の勧めもあって、まず本作。
それなりに娘も楽しんだようで、まあよかったのだけど、2回目のぼく。なんだかエスターの色気にあてられちゃって、つらかったので、やや下方修正で。
でべ | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2010年04月08日 | 見た回数: 1回
ホラー映画で「笑っちゃう」楽しみ方ってのがようやくわかった。
ホラー映画好きは言う。
「ホラー映画ってちっとも怖くないよー、あれは笑って楽しむもんだよ。」
「アメリカのホラー映画は多人数でわいわい見てはしゃぐもんだよー。」
(※柴田さんだけではありませんよ、念のため)
これまでは、ぜんぜんっわからん。だって怖いじゃん(ねえ、石田さん)と信じて疑わなかったわけですが。でも「エスター」はいろんなことをうまく回避していて「笑っちゃうよ」という人の気持ちがわかっちゃった。まずグロテスクなシーンや痛い絵がほとんどない。怖くないのにちゃんとホラー。いいねいいね。なにかいろいろ典型的すぎて面白い。「いかにも」が怖がれるし笑えるしどちらにも気持ちを振れる。安っぽくなく絵がきれい。役者もみな可愛くて気持ちを萎えさせないし。
開けない方がいいよ、開けない方がいいよー…ほらやっぱいたー!わはははは。
そこから来るよ、そこから来るよ…おい来ないのかよ!!げらげらげら。
多分こうなるよ、多分こうなるよ…ぎゃーでたー!!!やんややんや。
柴田家のあまりの絶賛ぶりに丞二がレンタルしてきたのですが(しかもブルーレイを!)でべはあまり乗り気じゃなかったのです、ホラーだし柴田絶賛だし。なんかずいぶん楽しんじゃったなあ。
柴田宣史 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2010年04月05日 | 見た回数: 1回
冒頭、孤児院に行く夫婦が、雪だるまに目を留めます。「sn-orphan...snow fan」と駄洒落を言うのですが、原題であるorphanは「孤児」ですね。
こういう映画のキモは、悪役がやっつけられるときに、見ている人が罪悪感を持たずに楽しむことができる、ということだと思いますが、本作では、かなりこれをうまくやっています。
天使のようなエスターと、そうでないエスターが見事に緊張の緩急を演出していて、「黒い家」で、「反社会性人格障害」の言葉が出たときに一気に物語の緊張度があがるように、本作でも、ある事実の発覚でピーンという音が聞こえるくらい、ぎゅっと引き締まる瞬間があります。
やー、おもしろかった。
左京区の悪趣味映画愛好家のために、早々にレンタル屋さんに返すことにしました :-)
それにしてもいいキャッチコピーとポスターだなあ。
忙しすぎて、暮れも正月もないような毎日なのだけど、大晦日と元日くらいは、休みたいということで、何本か映画を借りてきたのだけど、その内の一本が「エスター ファースト・キル」。下の二人(小3と小6)は一作目を見たことがない、というので、視聴。
とくに付け加えるべき感想はなく、初見の2人はそれなりに楽しんだ様子。
このあと、紅白歌合戦を見ることになり、2023年さいごの映画は「エスター」。
楽しみにしていた「グリッドマン ユニバース」のほうがよかったなとかなんとか。