ファンタスティック・フォー[超能力ユニット] Fantastic Four

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監督:ティム・ストーリー
出演:ジェシカ・アルバ
時間:106分
公開:2005年
キャッチコピー:
4人の愛 4つのパワー 1つの使命。
ジャンル:
SFアクションアメコミ

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2010年05月16日 | 見た回数: 1回

ちょっと前のバルセロナFCがロナウジーニョ、メッシ、エトオ、アンリという4人を集めて注目を集めた際「ファンタスティック4」と呼ばれてましたかね。レアルの「銀河系軍団」のあとくらいでしたかね。まぁ、その呼び名もこの作品(厳密にはアメコミね)からとられたわけですが、そんな事はどうでもいいですね。

映画も続編が作られてるあたり、割とアメリカじゃ有名なのかもしれません。ぜんぜんピンと来てなかったんですよねー。マーヴェルコミックやし「X-メン」やら「ハルク」と絡んだりもするのかな。

そんな作品ですが、さてさて、ちと重たい作品を見た後だったのであんまり何も考えさせられないのがいいなぁ。と思いながら視聴。

いやー、期待通りに軽いなー。
「困ったねー。こんな能力身に付いちゃったよ。」というノリで深刻さがほとんど感じられない。
トーチなんて「やっほう。空飛べちゃうんだもんねー。」やし(彼の軽いノリいいねぇ)、唯一深刻な悩み持ちのThe Thingもその原因は「見栄えみんなよりひどいねん。しょぼーん。」
しかも、盲目の彼女も出来て満足満足・・・あれ?結婚だか同棲だかしてた最初の彼女はほったらかしか?

最後はなぜか急に極悪人になったラスボス。なかなか手強いぞ!4人の能力をあわせて、敵をやっつけるぜ!というなんかジャンプ的な展開で退治。何とも典型的パターンでした。

The Thingがなんかモロ着ぐるみだったり、CG演出やらなんやらがちと安っぽさを感じさせたり。また、せっかく主人公がMITの優れた物理学者さんなのに、その辺の事をもうちょっといろいろ出してくれたら良かったのになぁ。「ゴムを急速に冷やすとどうなるのか?」という敵方の台詞や、決め台詞の「高温の物質を急速に冷やしたらどうなる?」という割と初歩的な事しか語ってくれなかったのは残念でしたが、まぁ、こんなもんでしょう。

それなりにラスボスとの戦いもいろんな技の組み合わせで面白かったし、そもそもこちらもそんな深い話は期待してないしちょうどいい作品でした。という事でとても好意的な「まあまあ」で。

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