南極料理人

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Amazon で 南極料理人 を買う

監督:沖田修一
出演:堺雅人、生瀬勝久、きたろう、高良健吾、豊原功補
時間:125分
公開:2009年
キャッチコピー:
おいしいごはん、
できました。
ジャンル:
コメディドラマ

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2022年04月21日 | 見た回数: 1回

いや、面白いってのはわかってたんですが、その癖よし、見ようじゃないか。というタイミングに出くわさなかった今作。なんかきっかけがないと難しいんですが、ちょうどアマゾンプライムの配信終了フラグが経っていたので急ぎ見てみました。

うん、納得。のどかな邦画らしい楽しさ。

なかなかにそーいう機会ってなかったりするので、大人たちが真剣に野球したりして遊ぶ姿は好きです。
あと、自分の娘と気づかずに会話してるとことか、邪険に扱われながらもなんだかんだ愛されてるなー。と言う感じが伝わってきていいですな。

深夜に見てたんですがラーメン食べたくなりました。
仕事そっちのけで美味そうに食べるんだ。これが。

柴田宣史 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2019年04月29日 | 見た回数: とてもたくさん

今回は、10連休で作った紙飛行機を奈良の若草山*1で飛ばすために車で奈良に行く中での視聴。

もお何回見てるんやろ。子供達がずいぶん好きらしく、たいへんヘビーローテションしています。


  • *1 ちなみに若草山では物を投げてはいけないそうで、あまり遊べませんでした

柴田宣史 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2016年09月15日 | 見た回数: たくさん

引越し後、ようやっとモニタが稼働したので、視聴一発目は長女(6年生)のリクエストで本作。

次女(年中)の誕生日映画なので、近いうちにまた見るかな。

柴田宣史 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2013年10月27日 | 見た回数: たくさん

娘が9歳の誕生日に際して、「南極料理人と「死にぞこないの青」が欲しい」というので、二つとも購入(というか、本作は長野の祖父母が買ってくれました)。

あいかわらず楽しかったですよ。娘さん役、なかなかいい役者さんですよね。

陰下洋子 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: | 見た回数: 2回

好きな映画。
でも、先に本を読んでいたので、私の中では、堺雅人ではなく、パパイヤ鈴木でした。本では、南極に行くまでの、食材の調達や越冬訓練の様子なども書かれている。

柴田宣史 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2011年09月24日 | 見た回数: たくさん

面白かったですよ。この数日で、一気に複数回見ちゃいました。

海老フライ等々、いろいろと面白かったのですが、娘の歯が地下2000メートルの彼方に失われて、しかし娘の声が返ってくるところで爆笑させていただきました。

同じ南極ネタでも「南極日誌」とは大違いですね(まあ、ジャンルからして違いますが)。

* * *

奇しくもこれを見てる最中に、お母さんが産気づき、それがエンドロール10分前でした。

ぼく:どうする、最後まで見る?
奥さん:うん、がんばってみる。

しかし5分後、

奥さん:イテテテ……。あかんわ。産まれるわ。

というわけで、映画をとめてそそくさと荷造り。家族一同車に飛び乗って、その日のうちに出産しました。

女児、2,914グラム。名称未設定。

第一子、第二子ともに、なぜか僕がほろ酔いのときに出産することが多かったのですが、今回は映画のおかげで、しらふで立ち会うことができました。

ありがとう南極料理人。「かわいい赤ちゃん、産まれました」。

でべ | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2010年04月04日 | 見た回数: 1回

おっさんがカワイイ映画。

楽しそうなおっさんて「絵にならない」ような印象があって、困難な任務に立ち向かう!とか仕事に生きる!とか家族を背負ってる!とか誰かのためにがんばっている背中が格好いいと言われがちな気がする。その上、このごろではがんばっても会社にリストラされ、家族につらく当たられ、小さくしおれた姿がザ・おっさんだったような。最近のおっさんは自分のために楽しんだりしちゃいけないのだ。ちゃぶ台ひっくり返してる時代は良かった。昼間のパパはちょっと違った時代は良かった。

で、このおっさんたちは分別もあって真面目で仕事もできてしっかりオトナで、たくさんの責任やら何やらをバッチリしょって、でも軽やかで茶目っけがあって気のいい人たちで見てて楽しかった。べつべつの場所からそれぞれの事情で寄せ集められた男8人は、友達でもないし、好きで毎日顔を合わせているわけじゃないのに確かな親密感があって、それが甘ったるすぎずちょうど良い温かさ。
映画で親密な空気を見せるのって難しい。仲良しだよー!というシチュエーションを作っても全然親密さのない映画ってたくさんあるもんね。この映画では普段はコミカルな演技をみせる地味ーな俳優さんたちがその空気感をしっかり作ってくれていて、安心して笑えたのでした。
狭くて隔離された場所にぎゅっとカワイイおっさんが集まっている感じは「刑務所の中」と一緒。

さてでもポイントは「食べること」。なにせ「南極料理人」だから。
主人公は観測隊の調理担当の西村さん。いつも黙々と料理を作ります。食事はどれもこれもきちんと美味しそう、でもおじさんたちは食事については何も言いません。おいしいとかそういうことは一切言わない。ときどき文句を言ったりして感謝の気持ちなんて全然見えません。でも西村さんはイラつくわけでもなく、いつもびっくりした顔でみんなが食べる姿を見ています。ぶりの照り焼きに醤油をたっぷりかけちゃう、おかずをみんなごはんの上にのっけちゃう、夜中にこっそりラーメンを盗み食いする、おにぎりもかぶりつく人もあれば、まず半分にわって中身を確認する人もいる…。料理する側から見れば眉間にしわを寄せたくもなるでしょう。でも西村さんの眼を通して見ると、みんなそれぞれにそうやってごはんを楽しんでるんだなーとわかってくる。
おいしいとかうれしいとかって口に出さないからこそ、-40度の世界から帰ってきてあつあつ豚汁をかき込むときに浮かぶ汗、恋いこがれたラーメンを無言で食べる姿が嬉しくもあり気持ちよくもあり。

突飛なことも起こらない変わりに、全体的にゆったり楽しめて気持ちよく見終われました。堺雅人さんのお父さんぶりも良かったなー。

リンク

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