THE JUON / 呪怨 The Grudge

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監督:清水崇
出演:サラ・ミシェル・ゲラー、ジェイソン・ベア
時間:98分
公開:2004年
キャッチコピー:
死んでも逃げられない。
ジャンル:
ホラーリメイク

コメント一覧

柴田宣史 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2009年07月27日 | 見た回数: 1回

こんにちは、コンピュータの漢字辞書登録にしっかりと「呪怨(じゅおん)」が登録されている柴田です。全国1000万人の時代工房映画部ファンの皆様、いかがおすごしでしょうか?

というわけで、その漢字変換機能は今日のためにしかなかったといっても過言ではない、呪怨の回です。映画が始まると「呪怨」のロゴ以外に「Grudge」とでてきます。なんだろとさっそく調べると、「恨み」。なーんだそりゃ、とさっそくションボリしつつ視聴開始。

いわゆるビデオ版をみたときには、それはそれは怖くって、「すみません、僕が甘かったです。これからはホラーが好きなんていいません」と思ったものですが、思い返し見直してみるとエラい面白い作品だったんだなーと思います。

自分の奥さんが熱心なストーカーで、自分は精子がきちんと作れない身体で、でも子供がいるもんだから、その子は自分の子供じゃないって誤解して一家心中しちゃった。恨みが残って、ホラーハウスの出来上がりなんですが、ハリウッド版にしちゃうことで、いろいろと無理も出てこようというものです。

だいたいピーター(ビル・プルマン)ってオイ、奥さんとの関係を疑う前に、白人じゃんかとおもわず関東弁ですよ。そしたらさすがのサム・ライミ(製作総指揮)。そのあたりはさらっとスルー。きっと監督(清水崇)にとっても、もうビデオ、映画、ハリウッド版と三回も作ってたらスジの細かいところなんてどうでもよくなるんでしょうね。誰のアゴをなくすか、どうやって階段がズルズルおりてくるかとかそんなところしか再録の楽しみはなさそうです。

んが、僕は映画版なるものを見ていないので、みんながいっていた「首つり釣り鐘、壁をドンドン」がようやくみられました。うーん、あれ、なんなんでしょうね! なぜ、あんなことをしているんですかね? ちっとも説明できないところが面白いです。

ちなみに、Amazon のコメントがけっこうよくって、あんまり的を射てるので、引用します。

怖い怖くないの話で言えば、かなり怖いですが。が、呪怨は何作も観てるとだんだん慣れてきて、カヤコさんが登場するたび笑ってしまうようになりますので、事前に何作観ているかによって印象は変わるかもしれません。

的どころか正鵠を射ています。おっしゃるとおり。

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