んー、なんか「トランスポーター」のジェイソン・ステイサムを引きずってしまって、違和感有りのまま視聴終了。悪かないんですが、イマイチ終わったときのスッキリ感に欠けた気がしました。ハッピーエンドにしては煮えきらないというかなんと言うか。

実話ベースだそうなんで、はしょったりまとめたりは難しかったとは思うんですが、ちょっと強奪後のゴチャゴチャガがスッキリしなかった原因かなぁ。
あるいは最後の最後までステイサムが超人的な格闘アクションを見せてくれなかたからだろうか？そりゃこちらの身勝手ってなもんですがね。

古きよき銀行強盗の典型というような、地面に穴掘って作戦が成功。ロイズ銀行なんて相当の〜あれ？あれは保険会社やったっけ？スイス銀行とごっちゃになってますな。
あの辺りのどたばたした感じは嫌いじゃないんで、いつか改めて見たらもうちょい評価は上がりそうです。

わりとコミカルな予告編から、ドタバタ喜劇を想像していたのですが、ドタバタ喜劇というには、おもためのシーンもあり、万人ハッピーという話でもありませんでした（まあ、タイトルに TRUE STORY なんて書いてあるくらいですからね）。
でも、面白かったですよ。あいかわらずジェイソン・ステイサムは格好いいし、ラストとの「盛り上がらなさ」というと言葉が悪いですが、5〜10分くらいの待ち合わせ時間のズレとか、リアルな感じでした。映画にしたくなるのはよくうなずける話でした。

それにしても、「トゥルー・ロマンス」で学んだのは、ポン引きを殺しにいくときは、免許証を持っていかないこと、でしたが、この映画で学んだのは「銀行強盗をするときは、仲間と無線で話さないこと」でした。