ハムナプトラのシリーズは、どうもインディの影におびえて楽しめないのですが、この作品に関しては主人公・舞台・「スコーピオン・キング」という名前以外には全くハムナプトラとつながる糸の無い、えらく独立して完結してる映画でした。よかったですよ。敵方のほうがかっちょよろしい、という要素も備えてますし。
「グラディエーター」ほど重厚ではなく、「トロイ」ほどスケール感も感じられないんですが、古代英雄譚としてはよい出来でした。
もうちょっとファンタジーよりにしたらそれこそ「コナン・砂漠の放浪」（名探偵じゃないし作家じゃない）みたいな話になってたかもしれません。21世紀にリメイクか続編作るなら、そのまま彼でよいのではないかな？