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石田憲司 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2021年06月17日 | 見た回数: 1回
みんな大好きイップマンなので、他にも作られているのだ。ということで、ドニー・イェン以外のもう一つのイップマンをば。
前に「イップ・マン 誕生」とか見てたんですが、多分本当はこっちのほうが本当の姿だったりするんじゃないかなー。とは思う。いや、ドニー・イェン版があまりに高潔な人過ぎというか出来すぎなのでね。 ただ、じゃ、フィクションすぎるのはどうかと言われると、ソッチのほうが面白いではないか。こちらは淡々とイップ・マンの晩年を描きつつ、ちょっとアクションシーンで激しく戦ってみたりする。という安定感こそあれ、これを見て「イップ・マン、サイコー」とは流石に言わないなー。とかぼんやり思ってました。
いや、でもまー悪くはないんですよ。話は自体はドキュメンタリーよりに結構落ち着いているものの、冒頭から新聞紙一枚の上だけで戦ってみるという荒業で心を惹きつけ、他の流派の師範との戦いも九龍城砦のバトルとかも結構おじいちゃんっぽい状態なのにでかなり動けてるし(ドニー・イェンとは比較しない)、敵も味方の弟子たちも結構できる人達が揃ってるんで見劣りしない。
無理やりな盛り上がらせ方がないのと、いかんせんドニー・イェン版のイメージがこびりついたなか見てるってのもあって若干物足りない感はあるものの、話は全然OK。あれがなければもうワンランク上に行くカンフー映画として終わってるんじゃないかなーとか思いました。
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みんな大好きイップマンなので、他にも作られているのだ。ということで、ドニー・イェン以外のもう一つのイップマンをば。
前に「イップ・マン 誕生」とか見てたんですが、多分本当はこっちのほうが本当の姿だったりするんじゃないかなー。とは思う。いや、ドニー・イェン版があまりに高潔な人過ぎというか出来すぎなのでね。
ただ、じゃ、フィクションすぎるのはどうかと言われると、ソッチのほうが面白いではないか。こちらは淡々とイップ・マンの晩年を描きつつ、ちょっとアクションシーンで激しく戦ってみたりする。という安定感こそあれ、これを見て「イップ・マン、サイコー」とは流石に言わないなー。とかぼんやり思ってました。
いや、でもまー悪くはないんですよ。話は自体はドキュメンタリーよりに結構落ち着いているものの、冒頭から新聞紙一枚の上だけで戦ってみるという荒業で心を惹きつけ、他の流派の師範との戦いも九龍城砦のバトルとかも結構おじいちゃんっぽい状態なのにでかなり動けてるし(ドニー・イェンとは比較しない)、敵も味方の弟子たちも結構できる人達が揃ってるんで見劣りしない。
無理やりな盛り上がらせ方がないのと、いかんせんドニー・イェン版のイメージがこびりついたなか見てるってのもあって若干物足りない感はあるものの、話は全然OK。あれがなければもうワンランク上に行くカンフー映画として終わってるんじゃないかなーとか思いました。