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スパイダーマン:ホームカミング Spider-Man: Homecoming
画像表示切り替え監督: | ジョン・ワッツ |
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出演: | トム・ホランド、マイケル・キートン、ジョン・ファヴロー、ゼンデイヤ、マリサ・トメイ |
時間: | 133分 |
公開: | 2017年 |
ジャンル: アクション、青春、アメコミ、昆虫/クモなど |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2023年08月20日 | 見た回数: 1回
でべ | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2019年03月30日 | 見た回数: 1回
「スパイダーマン」との意識的な最初の出会いは、サム・ライミ監督の『スパイダーマン』だった。丞二がもともとトビー・マグワイア好きなこともあって、あのシリーズは何度も見ていて印象深い。それゆえ、『アメージング…』を、あまり素直に楽しめなかった。面白いかどうかは横に置いて、「なんかちょっと違う」と。でも映画部でもそれなりに高評価で、そこに乗り切れない自分が悔しいというか、もやもやするというか。
だから、この新しいスパイダーマンにも、なんというか気後れがあった。
結果的に、まあまあ楽しかった。最後にスパイダーマンを見てからの時間が解決してくれたのか、丞二が言うように、新しいスパイダーマンは、ちょっとトビー・マグワイアのピーター・パーカーに近かったのか。
スーパーヒーロー映画というより、ティーン映画なのが、わたしの趣味にあったのかなあ、と。特別な力を手に入れて、クールなヒーローになれたはずなのに、ジタバタと壮大に空回りして、なにひとつうまく行かない。うまく行かないどころか、迷惑行為ですらある。かのトニー・スタークに認められたと有頂天になって、彼に良いところを見せるために、張り切りすぎて失敗する。そして結局スタークさんに助けてもらって説教される。
正義のヒーローであることの重圧や責任を、痛い目に合って知っていく感じは、やっぱり少しサム・ライミ版に近いような気がする。
しかしアイアンマンさん、ちょっといいように使われすぎじゃないか?
マーベル作品だってこともあって微妙に避けてた感のあるスパイダーマン。いや、マーベル嫌いということじゃないんだけど、広い世界と深い沼過ぎてこわいなー。なんでMCUに入っちゃうかなー(ま、入ったほうが盛り上がるんですけど)と、と二の足を踏んでたわけですが・・・。
ま~行ってみましょうじゃないですか。すでにネタバレの指パッチンとかも知ってるし何となく分かるかなー。
ふむ。前2シリーズに比べてえらく幼く感じるトム・ホランド。
主要な会社がオズコープではなくてスターク・インダストリアルなとことかアイアンマン=トニー・スターク=ロバート・ダウニーJrがガッツリ出てきて僕的にはなんでか困っちゃう。
ただ、親愛なる隣人という普段の身近な生活感もあって、相方の存在が妙に学園モノ感もあってこれはこれで楽しい。アイアンマンに一人前のヒーローだと認めてもらおうと頑張ってみたり、大人ぶって活躍しようと頑張ってる子供感もあって良いっちゃー良いんですが、アメイジングなガーフィールドのガチャガチャ画面いっぱい飛び回るのを見たあとなこともあって、あれ、若干こじんまりしすぎてるというか、能力的にアベンジャーズな一員だけどそこまで強くもないなー。とか思っちゃった。
敵もま~強大なヴィランという感じではないものの悪くはないし、最期のバトルなんてビルの間を飛び回る魅力を無視した飛行機乗だったり広間での戦いになっちゃったものの、火薬の量とかも、悲しい結末もそれはそれで良かったかなー。
ウォーミングアップも兼ねての視聴でしたが、導入としたら楽しくも見れたし、結構よろしいですかね。