ストーリーも映像もいいんだけど、今回はヒュー・ジャックマンを見に来ました。

いやな右翼マッチョを見事にやってますよね。

「ガードキーをよこせ」と銃を突きつけるのも嫌な感じだし、機動兵器ムースを操ってる時の、口から泡を吹いていそうな狂気のさまもかなりよい。

悪役できるって素晴らしいな。

まさかの鉄道事故で長時間停車中の車内に押し込まれて若干暑苦しい中でしたかなんかホッとするんですよねー。いや、南アのスラムの怖さとかあるんですけどそれとチャッピーの無垢さとのギャップ？

ちょっとだけAIとかロボットが実験のためにこづかれたりこかされたりするシーンを思い出しましたが・・・

前見たときと全く気持ちも変わらないなあ。
大好きさ。チャッピー。

とってもよかった。正直「第9地区」よりも。

親子とか、子育てとかそーいう観点で子供に見せるのもいいのかもしれないんだけど・・・いかんせんPG12だそうです。南アフリカの治安とかそのへんの問題なのかなぁ？

とにかく、あんまり書くのももったいないんでよかったということだけ。また見るだろうなぁ。これは。

この監督、ほんまヨハネスブルグが好きなんですかね。実家まで使って大はしゃぎですね。たのしそうで、たいへん好感が持てます。

映画部のどこかで書いたけど、「ロボットに人権を！」みたいな類型の話って嫌いなんですが、こういうように人工知能を描いてくれると、これはアリだな、と思えました。

何が違うんですかね。まあ、「知性」というものに対する尊さ、儚さは、なんとなくぼくが了解できるということかしら。

家族一同、たいへん楽しみました。ぼくも前二作より好きなくらい。120分あるメイキングもぜんぶ見ちゃった。

ありがとう、丞二。