レプリカズ REPLICAS

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監督: ジェフリー・ナックマノフ
出演:キアヌ・リーブス、アリス・イブ、トーマス・ミドルディッチ、ジョン・オーティス
時間:107分
公開:2017年
キャッチコピー:
その発明は、[大罪]か[奇跡]か
ジャンル:
SFサスペンス

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2022年11月21日 | 見た回数: 1回

こないだ見た「トランセンデンス」だとか「チャッピー」だとか、そーいったたぐいの作品とストーリー展開は同じなんですけど、面白さからすると正直ちょっと落ちちゃうなー。
キアヌ・リーヴスはいっぱい見れて楽しい。ついつい「ジョン・ウィック」たるもの、そのへんの敵なんてさらっと蹴散らしちゃいなよ。とか思っちゃうんやけどね。

実現するまでの前半から中盤にかけては絵もいいし結構いいんです。人の記憶だとかをコピーするという点と、クローン人間を作るという点のその2点が組み合わさって成功してるのに、どうもクローン側の技術的側面はあんまりフォーカスあたってなくって記憶コピーしか頭に残らない。とか、問題はあるにしても家族生成までは良かったですよ。都合上一部の記憶を消さざるを得なかったけど、ひとりわかってる自分が苦しんでるとかね。そのあたり派もうちょっと掘り下げていってキアヌが苦しむほうが見てて楽しかったかもしれないんですけど。

ただ、問題はここから。後半、バレてからだとか真相が明らかになってから。という「転結」あたりからちょっとありきたりでつまんなくなっちゃうんだわ。まー追われるよね。逃げるよね。爆発するよね。新技術使うよね。みたいな・・・。ラストも結局ハッピーエンドっぽく終わらせてたんですが、キアヌの苦悩部分が一切描かれてなかったり、もうひとりの彼のほうはあっさりでもうちょっと機械の体特有の南下を描いてほしかったり。とかモヤモヤ部分もいっぱいあって、残念でした。

ということで、後半の結構ふつー感がちょっと期待はずれな感じ。この手の映画は嫌いじゃないだけに惜しいなー。