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柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2013年06月15日 | 見た回数: 1回
なんじゃこりゃというタイトルですが、いや、なかなか笑わせてもらいました。
ゴーバスターズ自体、(たぶん)けっこう人気が出たゴーカイジャーの後がまだったこともあって、実験的な試みをした作品だと思うのです。
たとえば、ロボットのコクピットは、いわゆる戦隊もののコクピットとは違っていて、乗り物の操縦席らしくなっているのです。これまでの戦隊ものだと、舞台みたいになっていて身振り手振りで操作するのですが、本作では、そういうふうになっていない。
また、一話目が印象的だったのですが、戦闘シーンで夜の光景があったりするのですね。
そのほかにも戦闘にいろいろと工夫がある。まず小怪人のあとに巨大ロボットという流れじゃあないんです。もう、いちいち書きませんが、そういう工夫がよくできたシリーズだと思われました。
で、この動物戦隊はどういうながれかっていうと、ほとんど夢オチみたいな作りなんですが、そういう定番を覆したゴーバスターズシリーズで定番をやってみちゃう、というつくりなんです。
まあ、それがアンバランスな面白さになっていて、見ていてい楽しい。いわゆるオフィシャルスピンオフなつくりなんですが、これはこれで実験づくしの本作にあっているようでよかったです。
* * *
書く場所がないので、ここに書いちゃいますが、ゴーバスターズ本編も同日に見終わったのだけど、本編はちょっと残念なところもあると思います。
まず、山場が分散しているのです。ラスボスは一回秋ぐらいに倒しちゃうんですね。あとは消化試合風になっている。で、その消化試合の中にも中盤に山場はあるのだけど、丘くらいの大きさなんです。で、クライマックスの山場もやっぱりこじんまりしちゃう。ラストにはメインキャラクタの自己犠牲のエピソードがあるのだけど、これもちょっととってつけた感じになっちゃう。
このあたりは、シンケンジャーやゴーカイジャーのクライマックスへの盛り上がりと比べるとちょっと残念だったな、と。
上述の通り野心的な試みのある作品だったので、悪く言う気は起こらないのだけど。
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なんじゃこりゃというタイトルですが、いや、なかなか笑わせてもらいました。
ゴーバスターズ自体、(たぶん)けっこう人気が出たゴーカイジャーの後がまだったこともあって、実験的な試みをした作品だと思うのです。
たとえば、ロボットのコクピットは、いわゆる戦隊もののコクピットとは違っていて、乗り物の操縦席らしくなっているのです。これまでの戦隊ものだと、舞台みたいになっていて身振り手振りで操作するのですが、本作では、そういうふうになっていない。
また、一話目が印象的だったのですが、戦闘シーンで夜の光景があったりするのですね。
そのほかにも戦闘にいろいろと工夫がある。まず小怪人のあとに巨大ロボットという流れじゃあないんです。もう、いちいち書きませんが、そういう工夫がよくできたシリーズだと思われました。
で、この動物戦隊はどういうながれかっていうと、ほとんど夢オチみたいな作りなんですが、そういう定番を覆したゴーバスターズシリーズで定番をやってみちゃう、というつくりなんです。
まあ、それがアンバランスな面白さになっていて、見ていてい楽しい。いわゆるオフィシャルスピンオフなつくりなんですが、これはこれで実験づくしの本作にあっているようでよかったです。
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書く場所がないので、ここに書いちゃいますが、ゴーバスターズ本編も同日に見終わったのだけど、本編はちょっと残念なところもあると思います。
まず、山場が分散しているのです。ラスボスは一回秋ぐらいに倒しちゃうんですね。あとは消化試合風になっている。で、その消化試合の中にも中盤に山場はあるのだけど、丘くらいの大きさなんです。で、クライマックスの山場もやっぱりこじんまりしちゃう。ラストにはメインキャラクタの自己犠牲のエピソードがあるのだけど、これもちょっととってつけた感じになっちゃう。
このあたりは、シンケンジャーやゴーカイジャーのクライマックスへの盛り上がりと比べるとちょっと残念だったな、と。
上述の通り野心的な試みのある作品だったので、悪く言う気は起こらないのだけど。