ストーリーはぜんぜん覚えてないのだけど、ギャバンは見ていたのだなあと思いました。いろいろと覚えがあるのです。

作中、「よろしく勇気」だの、ギャバンの定番の台詞があったり、もちろん、

宇宙刑事ギャバンがコンバットスーツを蒸着するタイムは、僅か0.05秒に過ぎない。では、蒸着プロセスをもう一度見てみよう。

とか、ちゃんと聞き覚えがあり、これに対して、

海賊戦隊ゴーカイジャーが変身するタイムも僅か0.1ミリ秒に過ぎない。ではその変身プロセスをもう一度見てみよう。

なんて悪ノリもやっちゃう。0.0001秒なんで、ギャバンよりずっと早いですね。

で、その変身プロセスをもう一回見てみて初めて気づいたのですが、ゴーカイジャーの変身プロセスは

1. アンダースーツ
2. 固有色のスーツ
3. 仮面
4. マーク

という順番なんですが、このとき、おおきなバツとブイの字が飛んできて、装着されるのです。これ、

XXXV

と飛んでくるのですが、35なんですね。今日まで気づきませんでした……。

見終わって奥さんと、「35周年作品って中途半端な感じもするよね」と話していたのですが、ギャバンを見てて思ったのは、これが40周年、50周年となってくると、だんだん、特撮ヒーローものの初期を見ていた人たちが子育て世代から外れていって、需要が減っちゃうという側面もあるのでしょうか。いまやっておかないと、だめだったのかもしれませんね。

ちゅうわけで、とっても懐かしく、たのしうございました。