いやあ、おなかが痛いんですわ。胃腸炎だと思うのだけど、どんよりいたくて眠れない。眠れないので、「シン・シティ」をみたり、こういう映画を見て過ごしているのです。

さて、「あれ、[REC] なのに、フェイク・ドキュメンタリのタグがついてない？」と思ったあなた。ご明察です。僕は英断だと思うけど、なんと3作目にしてフェイク・ドキュメンタリ手法をやめちゃったのです。

二作目もけっこうよい試みでフェイク・ドキュメンタリ手法を押し進めたと思うけど、本作はばっさり切り捨て。

本作は、作中でもヒントがあるけど、REC1やREC2とほぼ同時刻に、別の場所でおこったことを描いているのだけど、まあ、もうRECの方向性も明らかになった今、あんまり手法にこだわらなくていいという判断だったのでしょうね。

でも、ちょっとだけセルフ・パロディがあり、「すべてを録画するぞ！」とか「民衆には知る権利がある！」とかいう台詞を出すあたりは、ちょっと笑っちゃう。

＊　＊　＊

さておき、本作のタンクトップヒロインは花嫁。ウェディング・ドレスのフリルスカートをチェーンソーでバッサリ切って、太ももあらわにして、ゾンビ（？）をめった切りにする。

まあ、それを描きたかっただけなのがよくわかるので、rec世界を掘り下げなかったのはよしとしましょう。

いや、genesisなんて副題だから、奥さんが期待していたrecゼロなのかなーとか思ってたんですよ。

まあ、4も出るみたいだしね。それに期待で。