キャットウーマン Catwoman
画像表示切り替え監督: | ピトフ |
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出演: | ハル・ベリー、ベンジャミン・ブラット、シャロン・ストーン、ランバート・ウィルソン |
時間: | 104分 |
公開: | 2004年 |
キャッチコピー: すべての女には野生の猫が棲む | |
ジャンル: アクション、サスペンス、アドベンチャー、ラジー賞、アメコミ |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2022年06月28日 | 見た回数: 2回
石田憲司 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2013年01月15日 | 見た回数: 1回
初の視聴でしたが、あれ?こんな作品?少なくともキマグレ「エレクトラ」ちゃんより突拍子もないわけではない(あるけど)し、ハル・ベリーのキャット・ウーマンになってからの動きはとっても猫っぽいし、猫好きにとってはいい動きしてますなぁ。って感じも受ける。
ダメじゃないか。
まぁ、それほど新しい作品ではないんで、ところどころ入るゲームみたいなCG処理はしょうがないし、そこは大目に見るべきなんでしょう。
正直別段面白いかって言われると、いいえ。と答えちゃう。同系列の「バットマン」辺りと比べるとやっぱ落ちのは当然。「ダークナイト」とかのと比べる訳じゃないですよ。同時代に作られたやつでいいんです。でも、こちらからすると期待するのは「エレクトラ」のあの興奮!でも・・・ダメなんだ。これが。
じゃ、ダメなポイントを考えてみましょうか。
考察1:敵役がぱっとしない
いや、キャラ敵には無敵の体を持つ女性vsキャット・ウーマン。悪くはない。実際のバトルだってそれなりに見れたものでしたよ。ただ、そこに敵キャラの魅力はあまり感じないんだなぁ。
やっぱり突拍子もない敵役と、とんでもない主人公。この2つが合わさってこその「残念」だろうに・・・。
考察2:ハル・ベリー?
こりゃキャスティングの問題かもしれないんですが、地味な女性と派手なキャット・ウーマンのギャップがねぇ。地味な演技がダメと言うことじゃないですよ。あくまで、地味な役どころをやっててもやっぱりハル・ベリーはキャラがたってるんで、そこからさらに際立たせたキャット・ウーマンはちょっと濃すぎてみててしんどい。そのへんは突っ込めるんですが、いかんせんハル・ベリーが結構いい動きしちゃうんでねぇ。これが「ドタバタ」走るような女優さんだったら、さぞや「猫やのに・・・」というツッコミができたんですが・・・
考察3:言うほどダメダメでもない
これは個人的な問題かもしれませんが、最大の要因かも。残念映画愛好家としての期待値の問題?
ほれ、ラズベリー賞作品ですし、期待もしちゃうってなもんです。で、その結果、衣装がスゴかったり、話がいまいちだったりはあるもの・・・結構普通に見れちゃったんだよなー。いや、決して楽しくて素晴らしい映画じゃないんですよ。なんかへんてこな設定だし、コスチュームだってかっちょ悪いし・・でも、あまたの残念映画を見てきたみからすると、もっとひどいのがあるわけで、それと比べるとちと劣るんだな。
出来れば張り切って「残念」付けたかったんですが、特に「考察3」の影響が大きいんですが、残念ながら残念を付けるには至らない残念な結果に終わってしまいました。
追記:そういや、この作品(の評価とその対応)でハル・ベリーがちょっと好きになったんでした。
ラジー賞でのハル・ベリーが評価される本作。うん。やっぱりパッとしないなー。
キャラの魅力的にはアン・ハサウェイもミシェル・ファイファーも上を行く(作品の出来にもよるけど)んだけど、彼女の「動き」はスバラシイ。ハル・ベリーがワイヤー使ってひょこひょこ飛んだりはねたり歩いたりの猫っぽい動きとかは他の二人を圧倒してるんですよ。見せ方の問題??
ただ、んー。正直前回見た感想が全てで、特に際立ってなんかコメント書くこともないなぁ。面白くはなけどダメダメではないんだよなー。