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石田憲司 | 簡易評価: ざんねん | 見た日: 2012年08月30日 | 見た回数: 1回
多分この映画の目玉は今をときめくAKBの(元)エース。前田敦子さん。んー。ちょっとなんだかんだ言うのは世間の風潮的に怖い気もしなくも無いですが・・・なんで人気あるんだ?? あ、いえ、誤解です。カワイイからです。はい。
さてと、謝るのはその辺にしといてですな。本編行きましょう。
読んだ事無いですが有名なドラッカーのマネジメント。ネタ的には嫌いじゃないし、すごい人だってのもわかってるんですが、本屋でさらっと読むには若干面白さが(これが大事なポイントなんか?)と思わなくもなかったので、スルーしてたんですよね。
で、それをわかりやすくした原作がこれ。それも読んでない。噛み砕いてわかりやすく放ってるのかもしれませんがね、感覚的には「10日でできるシリーズ」みたいな印象です。
でも、それがアニメになり、実写映画化(ドラマ会ったんかな?)。ドラッカーも割と有名になっちゃうのがすごいですな。
で、今作ですわ。肝は経営論とスポコン。これにアイドル映画を混ぜて三位一体説。これで当たらないわけはない。えーい。初めてでもなんでも一番人気の子引っ張って来い。ん?AKB?それでええわ。
みたいな発想があったのかもしれません。
では、この映画ですが・・・おっと、すいません。ここはネタバレ込で。多分、余命系と違って見たい人もいるかなという配慮です。もちろん、余命系だってそ~いう配慮はしてるんですよ。誰も見てくれないけど・・・。
・ドラッカーのマネジメントについて んー。基本の基本ってポイントは抑えてんのかなぁ。とは思う。読んでないのは痛いですな。いかにダメかってのがかけないので。ただ、読んでないにしてもなんだかんだでこーいうジャンルの本を読んでる限りではあまりにざっくりとやりすぎてて、ほとんどピンと来る人はいないんじゃないだろうかと。 さらに言えば、結局のところ気持ちがすべてだ。といいきられちゃうのは困りもの。けっきょくそれかい。と、ついつい突っ込みいれたくなっちゃう。「マネジメント」もそんな風に締めてんのかなぁ。 まぁそうはいっても得意分野に集中して他は捨てる。だとか、数学と一緒で本質はわかってなくてもなんかわかった気分に浸れる。という点ではわるくはなかったのかなぁ。 とは思うので、一応及第点にしときましょうか。おそらく本の方はもうちょっと書いていると思いたいところだしね。
・スポコン 役どころ的にしょうがないとはいえ、アイドルさんもちょびっと打席に入って、ブワンブワンと素振りしてくれるんですが、その姿が、あー、これは振ったことない感じだねぇ。というのがよく分かる。 まぁ、あまりの酷さに監督も気づいたんでしょうか、バット振って打ってるシーンはほぼ皆無。 バットをふりかけて・・・アングル変わって音がなり・・・打ったあと。みたいな苦し紛れが見て取れます。
でも、ま、いいでしょう。マネージャだしakbやし。
ひどいのはその玉を投げてたピッチャーとかかな。まず、投げ方がシロートさんというか、あんまり投げ慣れていない感じなのと、エースですら、手で投げてる感じ。また、決勝の相手のピッチャーですらそんなんので、高校野球で甲子園にいけちゃうようなレベルの学校のエースってそんなもんなん?
ちなみに、なんとなくなのですがボールを投げれる俳優さんっていないの?いないなら、本当に野球部員を使ったほうが行くないだろうか?ほれ、最近の高校生かっちょいい子ばっかでしょ。
・アイドル映画。 前述のとおりなのですが、別段可愛らしいとか思わないでもないんですが、いかんせん若干冷め気味にAKBを見ちゃってるってのもあってか、どーも思い入れがしにくいのです。 これが熱烈ファンだったら違うのかなー?見に来てる人はあんな風にしきられたいぞ。とか思っちゃうんだろうか?であれば、ほぼ全編にわたって登場してるしたまらない2時間なのかもしれませんなぁ。
これについては若干怖い気もするのでコメントは控えめに。
・マネージャーについて 高校野球のマネージャーというと、やはりヒロインであり、陰で支える存在であり、南ちゃんなんだと思うんですが(そうか?)、昨今の高校球児とマネージャーの関係も変わってきたということなのかも。 そういや高校野球なんてここ数年見てないわけですし、そんなおっさんがとやかくいうのはお門違いのコンコンチキだぜ。とか思われるかもしれませんが、古い人からするとついつい、昨今の若いもんの考えはわからんのぉ、ずずずずー(お茶すすった)。と
なぜか急に強くなって負けなくなり(野球シーンは勝った瞬間くらい。詳しく見せてくれない)、最後にはその指導法(マネジメント力)で甲子園いっちゃうわけですから、いやはや、甲子園も近くなったもんです。それくらいで行けるならきっと青田刈りやらスカウトやら要らんよね。
あと、全編通してですが、過剰演出気味の「ハンサム☆スーツ」みたいな部分がサブイ。うまくやればいいんですが、これだとダダ滑りで空っ風が吹いて、西部劇で出てくるコロコロ転がるあの草が転がっているかのよう。
あと、かの名作「デビルマン」程ではないにしても、ちょっと学芸会感が漂ってるのが玉に瑕。これは演出によるもので、演者がダメとか、時代の寵児なアイドルさんがダメダメ。とか言ってるわけじゃないよ。あしからず! ともあれ、誰一人まともじゃないように見えちゃう。 あ、まぁ大泉洋に関してはいつもあんな感じなんで許せるかも。あとまともだったのは、元気そうなのになぜか入院してる体の弱い設定で、最後は死んじゃうというおまけ付きだった子。くらいでしょうか。
※パパからするとドキッとするあのCMの子でした。(youtube。パパ視聴注意!心構えだけね)
野球という点では「バッテリー」ほどちゃんとできてないし、高校野球の点では「ひゃくはち」ほどリアリティはない、これは趣味の問題だとは思うんですが、「ROOKIES -卒業-」ほどドラマ性もなく熱いものもない。 ということで、正直野球作品としては失格ですが、最後に逆転できたりしちゃう野球というスポーツの恩恵でそれなりに盛り上がる最後(最後の心の声はいらんけど)。んー。どうなんやろ。ついついリアリティを求めてマイナス気味に書いてしまう僕に問題があるのかな?
そんなこんなで意外と最後の方楽しく見れたのは、元がいいから?野球効果? また、ついついAKBアイドルだぜ。に逆に身構えてしまって変な味方しちゃってるのかなぁ。とかも思ったりするのですな。 例えばアイドル部分がなかったら別段悪いもんでもないかなとも思ったかもしれませんが(僕の中ではね)・・・でも、そうやったら見る人減るだろうしねぇ。
とか、最後の方ふにゃふにゃしちゃって申し訳ないんですが、一応作品としてはいただけないはずなので自分の心を信じて・・・しんじて?じゃ、「いまいち?}か?いえいえ、大盤振る舞い。「天使の恋」に引き続き「残念」で。
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多分この映画の目玉は今をときめくAKBの(元)エース。前田敦子さん。んー。ちょっとなんだかんだ言うのは世間の風潮的に怖い気もしなくも無いですが・・・なんで人気あるんだ??
あ、いえ、誤解です。カワイイからです。はい。
さてと、謝るのはその辺にしといてですな。本編行きましょう。
読んだ事無いですが有名なドラッカーのマネジメント。ネタ的には嫌いじゃないし、すごい人だってのもわかってるんですが、本屋でさらっと読むには若干面白さが(これが大事なポイントなんか?)と思わなくもなかったので、スルーしてたんですよね。
で、それをわかりやすくした原作がこれ。それも読んでない。噛み砕いてわかりやすく放ってるのかもしれませんがね、感覚的には「10日でできるシリーズ」みたいな印象です。
でも、それがアニメになり、実写映画化(ドラマ会ったんかな?)。ドラッカーも割と有名になっちゃうのがすごいですな。
で、今作ですわ。肝は経営論とスポコン。これにアイドル映画を混ぜて三位一体説。これで当たらないわけはない。えーい。初めてでもなんでも一番人気の子引っ張って来い。ん?AKB?それでええわ。
みたいな発想があったのかもしれません。
では、この映画ですが・・・おっと、すいません。ここはネタバレ込で。多分、余命系と違って見たい人もいるかなという配慮です。もちろん、余命系だってそ~いう配慮はしてるんですよ。誰も見てくれないけど・・・。
ここから先はお話の核心に関わる記述があります。このリンクで読み飛ばせます。あるいは次の見出しにスキップしてください。
・ドラッカーのマネジメントについて
んー。基本の基本ってポイントは抑えてんのかなぁ。とは思う。読んでないのは痛いですな。いかにダメかってのがかけないので。ただ、読んでないにしてもなんだかんだでこーいうジャンルの本を読んでる限りではあまりにざっくりとやりすぎてて、ほとんどピンと来る人はいないんじゃないだろうかと。
さらに言えば、結局のところ気持ちがすべてだ。といいきられちゃうのは困りもの。けっきょくそれかい。と、ついつい突っ込みいれたくなっちゃう。「マネジメント」もそんな風に締めてんのかなぁ。
まぁそうはいっても得意分野に集中して他は捨てる。だとか、数学と一緒で本質はわかってなくてもなんかわかった気分に浸れる。という点ではわるくはなかったのかなぁ。
とは思うので、一応及第点にしときましょうか。おそらく本の方はもうちょっと書いていると思いたいところだしね。
・スポコン
役どころ的にしょうがないとはいえ、アイドルさんもちょびっと打席に入って、ブワンブワンと素振りしてくれるんですが、その姿が、あー、これは振ったことない感じだねぇ。というのがよく分かる。
まぁ、あまりの酷さに監督も気づいたんでしょうか、バット振って打ってるシーンはほぼ皆無。
バットをふりかけて・・・アングル変わって音がなり・・・打ったあと。みたいな苦し紛れが見て取れます。
でも、ま、いいでしょう。マネージャだしakbやし。
ひどいのはその玉を投げてたピッチャーとかかな。まず、投げ方がシロートさんというか、あんまり投げ慣れていない感じなのと、エースですら、手で投げてる感じ。また、決勝の相手のピッチャーですらそんなんので、高校野球で甲子園にいけちゃうようなレベルの学校のエースってそんなもんなん?
ちなみに、なんとなくなのですがボールを投げれる俳優さんっていないの?いないなら、本当に野球部員を使ったほうが行くないだろうか?ほれ、最近の高校生かっちょいい子ばっかでしょ。
・アイドル映画。
前述のとおりなのですが、別段可愛らしいとか思わないでもないんですが、いかんせん若干冷め気味にAKBを見ちゃってるってのもあってか、どーも思い入れがしにくいのです。
これが熱烈ファンだったら違うのかなー?見に来てる人はあんな風にしきられたいぞ。とか思っちゃうんだろうか?であれば、ほぼ全編にわたって登場してるしたまらない2時間なのかもしれませんなぁ。
これについては若干怖い気もするのでコメントは控えめに。
・マネージャーについて
高校野球のマネージャーというと、やはりヒロインであり、陰で支える存在であり、南ちゃんなんだと思うんですが(そうか?)、昨今の高校球児とマネージャーの関係も変わってきたということなのかも。
そういや高校野球なんてここ数年見てないわけですし、そんなおっさんがとやかくいうのはお門違いのコンコンチキだぜ。とか思われるかもしれませんが、古い人からするとついつい、昨今の若いもんの考えはわからんのぉ、ずずずずー(お茶すすった)。と
なぜか急に強くなって負けなくなり(野球シーンは勝った瞬間くらい。詳しく見せてくれない)、最後にはその指導法(マネジメント力)で甲子園いっちゃうわけですから、いやはや、甲子園も近くなったもんです。それくらいで行けるならきっと青田刈りやらスカウトやら要らんよね。
あと、全編通してですが、過剰演出気味の「ハンサム☆スーツ」みたいな部分がサブイ。うまくやればいいんですが、これだとダダ滑りで空っ風が吹いて、西部劇で出てくるコロコロ転がるあの草が転がっているかのよう。
あと、かの名作「デビルマン」程ではないにしても、ちょっと学芸会感が漂ってるのが玉に瑕。これは演出によるもので、演者がダメとか、時代の寵児なアイドルさんがダメダメ。とか言ってるわけじゃないよ。あしからず!
ともあれ、誰一人まともじゃないように見えちゃう。
あ、まぁ大泉洋に関してはいつもあんな感じなんで許せるかも。あとまともだったのは、元気そうなのになぜか入院してる体の弱い設定で、最後は死んじゃうというおまけ付きだった子。くらいでしょうか。
※パパからするとドキッとするあのCMの子でした。(youtube。パパ視聴注意!心構えだけね)
隠しテキストはここまでです。
野球という点では「バッテリー」ほどちゃんとできてないし、高校野球の点では「ひゃくはち」ほどリアリティはない、これは趣味の問題だとは思うんですが、「ROOKIES -卒業-」ほどドラマ性もなく熱いものもない。
ということで、正直野球作品としては失格ですが、最後に逆転できたりしちゃう野球というスポーツの恩恵でそれなりに盛り上がる最後(最後の心の声はいらんけど)。んー。どうなんやろ。ついついリアリティを求めてマイナス気味に書いてしまう僕に問題があるのかな?
そんなこんなで意外と最後の方楽しく見れたのは、元がいいから?野球効果?
また、ついついAKBアイドルだぜ。に逆に身構えてしまって変な味方しちゃってるのかなぁ。とかも思ったりするのですな。
例えばアイドル部分がなかったら別段悪いもんでもないかなとも思ったかもしれませんが(僕の中ではね)・・・でも、そうやったら見る人減るだろうしねぇ。
とか、最後の方ふにゃふにゃしちゃって申し訳ないんですが、一応作品としてはいただけないはずなので自分の心を信じて・・・しんじて?じゃ、「いまいち?}か?いえいえ、大盤振る舞い。「天使の恋」に引き続き「残念」で。