ひゃくはち

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監督:森 義隆
出演:斎藤嘉樹、中村 蒼、市川由衣、高良健吾、北条隆博
時間:126分
公開:2008年
キャッチコピー:
青春って、甲子園って、こんなに泣けたっけ。
つらくても、迷っても、絶対やめねえ!!
ジャンル:
スポーツ青春ドラマ

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2012年01月07日 | 見た回数: 1回

実際に運動部を経験してる(レギュラーが確定してるようなスーパーエリートじゃない人)には実に共感が持てるんじゃなかろうか?チームとしては勝ってほしい。その気持ちがあるのと同時に自分ももちろんその場に立ちたいしベンチ入りだってしたい。

マイナー系のスポーツを扱うって手法は確かに増えたんですが、若干マンネリ気味。んな中で今作はメジャースポーツ。の。補欠。いやー、実にいい所に目を付けたなぁ。

高校生の喫煙やら街に繰り出して・・・というくだりは未経験なのでピンとはこなかったんですが、チームワークが求められる中で、あえて自分がベンチ入りすべく和を乱してしまったり、ライバルがケガしてでも自分が選ばれたい。等など。実際には経験してないものの、「アー、それでもその気持ちわかるわかる」と納得の展開。
試合に出ていないメンバーが主役の話にふさわしい「伝令」のラストの締め方もすばらしい。

ドラマ性から行くと前に見た「風が強く吹いている」の方があるんですが、現実性というかリアリティ。実感はこちらの方が感じられましたし、何となく中学やら高校の頃を思い出しました。

話の途中に新聞記者が「なんで野球やってるの?」と言う質問に対して「わかりません。大会が終わって引退したら答えられるかもしれません。その時にお答えします」みたいなくだりがあったんですが、これも実にわかる。
やってる時って意外になんでか。とか理由はないんですよね。言葉にして説明するってのはかなり難しい質問なんじゃなかろうか?
とか考えるのは、あまりになんも考えずにやってたから共感で来ただけなのかな?もしかするとみんなは意外とちゃんと理解してたのかも・・・。

監督やら新聞記者とか、取り巻きに関する描写がなんだか蛇足には感じましたが、選手たちの(特に当確ラインぎりぎりの選手たち)の細かい心の機微がとっても丁寧に描かれていたように思います。
若干のマイナスは充分にカバーできてるとても気持ちの良い作品でした。

「おすすめ」で。

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