風が強く吹いている

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監督:大森寿美男
出演:小出恵介、林遣都、中村優一、五十嵐隼士
時間:152分
公開:2009年
キャッチコピー:
俺たちはつかんだ。
人生を変える、一歩を。
ジャンル:
スポーツ青春マンガ・アニメの実写化ドラマ

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2012年01月05日 | 見た回数: 1回

正月恒例の箱根駅伝。どうしても無理矢理にドラマを演出している読売テレビ(日テレ)はちょっとなー。とか思っちゃうんですが、そんなのに触発されて箱根駅伝ネタで一本。知りませんでしたが、マンガもあったんですね。

バッテリー」の時も感じましたが主役の林遣都くんの走る姿が良く、運動系はなるべく彼にすべきではないだろうか?
小出恵介くんも若干がっしりしすぎててランナーとしてはどうかな。という体つきは少し気になったんですが、それでも走っている姿なども様になっていてよかった。

純粋に駅伝に焦点を当てているので、ありがちなベタな恋愛ネタもなかったのも好印象の一因。

ただ、あえて難点を言うとすれば、

1.あっさりと箱根出場を決めちゃったこと。これに関してはまぁ、作品上前編後編は作れないであろうとは思うんですが、箱根出場決定までと、そこからの追い込みと箱根駅伝。という2部作で細かくやってくれた方が、その困難さ・大変さが伝わってきたんじゃないかと。
箱根駅伝本戦も走るキャラそれぞれに焦点を当てていいドラマが生まれたかもしれないしね。

2.ラストのハイジの走りとその結果。これもちょっと気になる。悪いわけじゃないですよ。ラストで彼があーなる事は予想できたし。ただ、あれがあってその結果があれはちょっと残念だった。別の結果(箱根の順位・ハイジの走りの結果)の方がよりリアリティもありがたみもあがったのではないかと。

とか、無理矢理難癖つけてますが、作品としては「おすすめ」つけてもいいくらいの気持ちよさがありました。

おんなじ駅伝を扱った作品でもトンでもなく酷い出来だった「奈緒子」なんかと比べると「月と緑ガメ」くらいの差があるんじゃないかな?ほれ、スッポンって高級食材やし。

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