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柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2011年11月23日 | 見た回数: 1回
今日は兄弟姉妹特集。「ザ・ファイター」に続いて姉妹編。
DREAMWORKSが権利を買った「箪笥」(「スピルバーグが箪笥を買った」とも言われる)のリメイク版なんですが、原作よりずっとわかりやすくなってました。
原作も本作もホラーの棚に並んで入るのですが、本質的には、かなりサスペンス寄りの作品だと思います。で、サスペンスって、種明かしみたいなところをどうすっきり落とすかという見せ所があると思うのですね。
原作は叙情的というか耽美的な雰囲気の中で、午睡の夢のように解決が語られるのですが、さっすがのアメリカ人。スッキリパッキリ解決します。
* * *
原作の感想でギミックの少なさに、ちょっと難癖を付けたのですが、おもえばそんなに難癖を付けるほどでもなかったのかもしれません。本作でも、それなりに気をつけてあって、この作品が持つ二重構造(本作だとさらに工夫して薄皮を一枚重ねた三重構造)をうまく演出していると思いました。
主人公は、エミリー・ブラウニング。「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」の長女役が好印象で、さいきんだとやっぱり「エンジェル ウォーズ」でしょうか。ぼったい唇がやや怖いのですが、なんとなくレニ・ゼルヴィガーっぽい難しい役どころもできるのかしら。最後の表情はよかったです。
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今日は兄弟姉妹特集。「ザ・ファイター」に続いて姉妹編。
DREAMWORKSが権利を買った「箪笥」(「スピルバーグが箪笥を買った」とも言われる)のリメイク版なんですが、原作よりずっとわかりやすくなってました。
原作も本作もホラーの棚に並んで入るのですが、本質的には、かなりサスペンス寄りの作品だと思います。で、サスペンスって、種明かしみたいなところをどうすっきり落とすかという見せ所があると思うのですね。
原作は叙情的というか耽美的な雰囲気の中で、午睡の夢のように解決が語られるのですが、さっすがのアメリカ人。スッキリパッキリ解決します。
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原作の感想でギミックの少なさに、ちょっと難癖を付けたのですが、おもえばそんなに難癖を付けるほどでもなかったのかもしれません。本作でも、それなりに気をつけてあって、この作品が持つ二重構造(本作だとさらに工夫して薄皮を一枚重ねた三重構造)をうまく演出していると思いました。
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主人公は、エミリー・ブラウニング。「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」の長女役が好印象で、さいきんだとやっぱり「エンジェル ウォーズ」でしょうか。ぼったい唇がやや怖いのですが、なんとなくレニ・ゼルヴィガーっぽい難しい役どころもできるのかしら。最後の表情はよかったです。