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石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2011年07月29日 | 見た回数: 1回
ピーター・ジャクソンの作品というと、どうしても「ロード・オブ・ザ・リング」が最初に出てきてしまうせいか、「ブレインデッド」もとってるよってことを忘れちゃう困った監督さん(そうでもない??)。 今作も、もうちょっとライトテイストで「ラブリーボーン」の予習にはちょうどいいかねぇ。とか思って見始めたんですが・・・。
初の視聴で軽いファンタジックな恋愛ものかな?くらいに思ってたのが運の尽き。主役2人の女の子それぞれに、不安定で狂ってて、特に娘を持つ父親としては、年頃の娘になった頃の彼女らの思考・妄想・世界観がこんなんなっちゃったらどーしたらいいんかもう、わかりまへーん。と隠居生活に入って縁側緑茶でもすすっては、「おや、茶柱が立っておるぞ♫」とかつぶやいちゃいたくなる感じです。
今作だと父親の存在は結構希薄で、母親とのあれこれのほうが比重は高いんですが、やはりそれでもズシーンと重たいもので心がどんよりしちゃいますな。
ただ、全面否定できないというタチが悪さ(褒めてる)があって、ラストの行動に至るまでのじんわりじんわりと歯車が狂っていく様は気持ち的には押しつぶされながらも気がかりで目が離せず、やってることの割に美しい映像、見終わった時の後味など、なんかに似てるなー。とか思ってちょっと考えてました。
この感じ、「リリィ・シュシュのすべて」だ。
邦画だった分、リリィのほうがうげっとなりましたが、やってることと映像のアンバランスさとか精神的なプレッシャーやら何かとね。 僕自身は精神的にやられちゃったということで個人的には「残念」いってもいいかな。とか思ったりもするんですが、それにしてはあまりにも印象的すぎてる。その点でも「リリィ〜」とかぶっちゃってますね。 てなわけで評価もそれと一緒な感じで。
※ケイト・ウィンスレットってどうも大人な感じなので、14歳と言われてもちょっと違和感。
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ピーター・ジャクソンの作品というと、どうしても「ロード・オブ・ザ・リング」が最初に出てきてしまうせいか、「ブレインデッド」もとってるよってことを忘れちゃう困った監督さん(そうでもない??)。
今作も、もうちょっとライトテイストで「ラブリーボーン」の予習にはちょうどいいかねぇ。とか思って見始めたんですが・・・。
初の視聴で軽いファンタジックな恋愛ものかな?くらいに思ってたのが運の尽き。主役2人の女の子それぞれに、不安定で狂ってて、特に娘を持つ父親としては、年頃の娘になった頃の彼女らの思考・妄想・世界観がこんなんなっちゃったらどーしたらいいんかもう、わかりまへーん。と隠居生活に入って縁側緑茶でもすすっては、「おや、茶柱が立っておるぞ♫」とかつぶやいちゃいたくなる感じです。
今作だと父親の存在は結構希薄で、母親とのあれこれのほうが比重は高いんですが、やはりそれでもズシーンと重たいもので心がどんよりしちゃいますな。
ただ、全面否定できないというタチが悪さ(褒めてる)があって、ラストの行動に至るまでのじんわりじんわりと歯車が狂っていく様は気持ち的には押しつぶされながらも気がかりで目が離せず、やってることの割に美しい映像、見終わった時の後味など、なんかに似てるなー。とか思ってちょっと考えてました。
この感じ、「リリィ・シュシュのすべて」だ。
邦画だった分、リリィのほうがうげっとなりましたが、やってることと映像のアンバランスさとか精神的なプレッシャーやら何かとね。
僕自身は精神的にやられちゃったということで個人的には「残念」いってもいいかな。とか思ったりもするんですが、それにしてはあまりにも印象的すぎてる。その点でも「リリィ〜」とかぶっちゃってますね。
てなわけで評価もそれと一緒な感じで。
※ケイト・ウィンスレットってどうも大人な感じなので、14歳と言われてもちょっと違和感。