おとぎ話の悪役たちが結集して下克上をもくろむ、という話ですね。
石田さんもストーリへの言及がほぼゼロですが、あんまりコメントが出にくいなあ。そんなに悪くないんですけどね。

吹替版視聴。本家のメンバーも（マイク・マイヤーズにエディ・マーフィー、キャメロン・ディアスにバンデラスと）いいセレクトしてるんですけどコチトラ日本人。それに浜ちゃんですわ。ダウンタウン世代としてはこちらでしょ。・・・コロンボみたいなもんでなんというかこの作品に関してはもう吹替版の声が定着してます。それにアニメだと実写と比べると違和感も感じないし、さらには割と最近吹替版に対しても抵抗がなくなってきたというのも大きいかな。

さて、先に「魔法にかけられて」を見てしまったために、同じパロディ作品としてはちょいと落ちるなぁ。と感じてしまいました。いや、悪くないんですよ。もともと「シュレック」のテーマは嫌いじゃないし、吹き替えは浜ちゃんやし。などなど好意的なシリーズなんですが、うーんと「シュレック2」時点ですでに、あれ？見たような気もするけど内容全然覚えてないぞ。という感じなのですわ。

今作も、まぁ、基本のテーマは踏襲してて、古今東西（と、言っても西洋ネタね）のおはなしのパロディですわ。大外しもなく最低限の面白さは確保されてるとは思います。
ただ、続編の弱点というかなんというか目新しさはなく、一作目「シュレック」を超える斬新さ・面白さはなかったかな。

浜ちゃんのツッコミ口調が楽しめたし、まぁよしとしましょうかね。吹き替えじゃなかったら、もしかしたら個人的な印象はもうちょっと低かったかもしれません。でも、そうは言っても話自体別段つまらなくはないので・・・「まあまあ」ってとこでしょうか。