レギオン Legion

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監督:スコット・スチュワート
出演:デニス・クエイド、ルーカス・ブラックタイリース・ギブソン、ポール・ベタニー
時間:100分
公開:2010年
キャッチコピー:
人類VS.天使

人類の希望──
神の命に背いた大天使ミカエル。
ジャンル:
ホラーアクションファンタジー

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2011年03月16日 | 見た回数: 1回

面白かったのだ。ちょっと前に「BASTARD」の最近のやつ読んでたので、若干それとシンクロしてたのもあります。ん?低予算?まぁ、いいじゃないですか。確かに、超常現象的な無敵な能力も少なくて、空飛べたりするくらいだったりしたし、1シーンで出てきたような十字架の形のような跡を残す破壊兵器(ないしは能力)はそれ以降影をひそめて、ひたすら銃撃戦を繰り広げる。など、若干の物足りなさもあるんですが、これはこれでありかなー。と。
ネタ的にやれ天使だの悪魔だのってのは好きですしね。若干「コンスタンティン」に近いんですが、どっちかというとこちらのほうが好きかなー。

意外に豪華キャストだったりもしてポール・ベタニーなんかはとてもカッチョよろしい。そういや「ダ・ヴィンチ・コード」でもいい役してましたな。神様と仲良しなのだ。
あと、僕が見てるような微妙な作品ラインには比較的よく登場する(「G.I.ジョー」とかね。)デニス・クエイド御大もいらっしゃる。

片田舎のコーヒーショップでのサバイバルがほとんどだったこともあって人類がどんどんやられているというエメリッヒが好みそうな描写はなく、伝聞で「なにやら殆どやられたみたいだぜ。あ、ラジオも切れちゃった。」という所だけだったのは残念。
核戦争(というか機械の反乱か?)が結局起こったらしいという通信を聞いた「ターミネーター3」とおんなじような感覚。ターミネーターに関しては他の作品やらなんやらで未来の描写もあり、こうこう、こういう流れになったよってのがわかるんですが、今作に関しては、実際はどうなのかねー?
都会好きな柴田さんじゃないですが、この辺はなんか描いて欲しかったぞ。さぞや天使の軍による・・・と想像するばかりですもの。続編よろしくーな気分でいっぱいです。

ただ、そうは言っても次作お金かけて真相を明かした結果「マトリックス」のようにならないかという危惧もありますし(2も好きですよ。割と。)微妙なとこですな。

ということで、ふむ。「なかなか」ってとこですかね?個人的には満足。ただ、オススメにするまではちょっとだけ何かが足らなかったかなー。おしい。

柴田宣史 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2010年10月04日 | 見た回数: 1回

ひとつ運がよかったのは、事前に見ていた奥さんが「イマイチ」といってたことかな。おかげでそれなりにクールダウンして視聴。

最初の婆さんとかアイスクリーム屋とか、いくつかいい絵があるのだけど、黙示録の戦いの割に、主たる舞台はこじんまりとした砂漠のレストラン。

天使ミカエルが韓国系マフィア(たぶん)からくすねた火器で、ほかの天使たちと戦うのだけど、そこはかとなく漂う低予算感。

いや、低予算が悪いってんじゃないですよ。なんちゅうか、黙示録の割に低予算、といえばいいのでしょうか、こじんまりと始まってこじんまりと終わります。

しかし天使とかって、鉄砲でどうにかなるもんなんですね。もうずいぶんと昔に読むのをやめちゃったけど、マンガ『バスタード』なんかだと絶望的な強さで描写されていて、そっちのほうが納得いくのだけど、本作の天使は、重量級の天使でも、鉄砲が有効らしく、弾丸を直接受けないようにします。

けっこうダラダラと籠城戦をするので、眠くなるのですが、ガブリエルの冗談みたいな棍棒は、ちょっと目が覚めて笑えたかしら。

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