仕事中にほっといたらyoutubeばっか見てる息子に、なるべく映画なんかを誘導してるんですが、敵は強大なのでなかなかなびいてくれない。イマドキの子らしく、1時間位でも長尺に感じているのかもしれないなー。とはいえ、クレヨンしんちゃんは常に子供の心をつかみやすいのと、オトナも楽しめるので今回はこれをピックアップ。ちょうど5才児なのでしんのすけと同じだしね。
まーなんというか、所々、しんのすけたち個人の力で笑いを誘ったりはしてくれるんですが、そもそもまず、お受験という発想がそもそもないんで、何をしているのかがよくわかってない気がする。ただ、それでも友達のことを思ったり、体験入学中に離れるひろし・みさえのことをち
とはいえ、笑ってはくれてたし、最後までもったので高評価。が、またみたいにはならないかもなー。ゃんと覚えてることとか、どっかに引っかかってくれたらいいなぁ。

内容的にはミステリー（人死なないです。アホになるだけ）で、謎を解き犯人を見つけるかすかべ防衛隊パターンの作品。どっちかというと親子ネタのほうが涙腺攻撃されることが多いんだけど（メインこそ春日部防衛隊だけど）ちゃ～んとひろしとみさえもしんのすけのことしっかり見てるし、かたやお母さんを馬鹿にされて切れる進ノ介が見れたりと、見ててもグッと来るポイントは多かった。

中学生のお兄さんお姉さんと、防衛隊のみんなそれぞれがちょっとあこがれの先輩とペアみたいになってるのもいい感じでしたし、みんなとはちょっと異色の風間くんとのつながりに関しては、考え方や方向性の違いこそあれそれぞれ互いに大切な仲間という思い自体は変わらないということも改めて知らしめてくれたしね。

んー。涙ボロボロの「戦国〜」と比較するものではないと思う。
それぞれがそれぞれに、ほんの少し成長するところが見えたし、かすかべ防衛隊の5日は別れてしまうかも。という前提のもとに今ある姿で精一杯楽しんで、いつまでも同じ関係性のままでいたいという思いなんかも最高です。
あと、最後のマラソン大会の完全アウェイなところから、みんなの頑張りを見てだんだん味方が増えていく感じとか、風間くんのエリート志向ながらも他のみんなと共通の思いで「それってズルじゃない？」と疑問に思ったり。

ともあれ、半分息子の印象を気にしながらの視聴だった分若干入り込めてない感はあったんだけど、今思い返すとかなりいいなー。なんか悪いポイントがあんまり思いつかないなー。やっぱおすすめにしとこうかな。