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石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2022年01月17日 | 見た回数: 1回
ブラット・ピットでてるし、公開時にそこそこ面白いかもなー。という期待もあったんですが、冒頭「あれ、なんか思ってたのとちゃう。眠い」というかんじで睡魔に襲われました。ただ、30分過ぎる辺りから、あー、こういう映画ね。としっくり来てそこからはなかなかに興味深く、そのまま最後まで見られることができました。ラストに近づくにつれて世界に引き込まれるというかなんというか。
「2001年宇宙の旅」にちょっと近いかもしれない。が、あの作品のように人類が次のステージに進むということはなく、逆に立ち止まって戻ってくるような印象かなぁ。とにかく宇宙人が出てきたりというような作品ではないです。
物語に起伏がないわけでも、派手な演出がないわけでもないんですけど、そーいったシーンはあまり残ってなくて、あくまで宇宙空間での孤独感とか、内面における人とのつながりの希薄さだとかそーいった内にこもるというかとにかく静かなシーンのほうが印象的。
ラストお父さんとの対面も実に静かで台詞のやり取りと表情の変化だけで完結してるんで、盛り上がりに欠けると言えなくもないんですけど、とにかく静かな空間を疑似体験できて、それで満足しちゃうというちょっと不思議な感覚でした。主人公の人間的な成長というよりは、んー。押し殺して、いつの間にか失ったものを取り戻したというかなんというか。
気分によって爽快なオデッセイだとかゼロ・グラビティだとかを選ぶか、あくまで静かに静かで孤独な今作を選ぶか。それくらい印象的でよくできてた宇宙者の作品ではあります。ただ、それでも「インターステラー」を超えることはないなぁ。と思うのはノーラニストだからかね?
もっかい見てみてもいいかもなー。とは思います。何つっても好物の一つである父と子の物語だしね。ただ、評価が上がるか下がるかはその時次第だろうなぁ。
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ブラット・ピットでてるし、公開時にそこそこ面白いかもなー。という期待もあったんですが、冒頭「あれ、なんか思ってたのとちゃう。眠い」というかんじで睡魔に襲われました。ただ、30分過ぎる辺りから、あー、こういう映画ね。としっくり来てそこからはなかなかに興味深く、そのまま最後まで見られることができました。ラストに近づくにつれて世界に引き込まれるというかなんというか。
「2001年宇宙の旅」にちょっと近いかもしれない。が、あの作品のように人類が次のステージに進むということはなく、逆に立ち止まって戻ってくるような印象かなぁ。とにかく宇宙人が出てきたりというような作品ではないです。
物語に起伏がないわけでも、派手な演出がないわけでもないんですけど、そーいったシーンはあまり残ってなくて、あくまで宇宙空間での孤独感とか、内面における人とのつながりの希薄さだとかそーいった内にこもるというかとにかく静かなシーンのほうが印象的。
ラストお父さんとの対面も実に静かで台詞のやり取りと表情の変化だけで完結してるんで、盛り上がりに欠けると言えなくもないんですけど、とにかく静かな空間を疑似体験できて、それで満足しちゃうというちょっと不思議な感覚でした。主人公の人間的な成長というよりは、んー。押し殺して、いつの間にか失ったものを取り戻したというかなんというか。
気分によって爽快なオデッセイだとかゼロ・グラビティだとかを選ぶか、あくまで静かに静かで孤独な今作を選ぶか。それくらい印象的でよくできてた宇宙者の作品ではあります。ただ、それでも「インターステラー」を超えることはないなぁ。と思うのはノーラニストだからかね?
もっかい見てみてもいいかもなー。とは思います。何つっても好物の一つである父と子の物語だしね。ただ、評価が上がるか下がるかはその時次第だろうなぁ。