いやー、下手なホラーより怖かった。マクドナルド帝国を作った人の話なんですけど、その執念。裏切りも何のその。唯自分が成功したい野心に取り憑かれて、それをガンガン推し進めていくという人間の怖さというかなんというか。創業者の発送を気に入り、それをフランチャイズしていき、さらに・・・軒を貸して母屋を取られる典型パターン。

話は実に面白いんですよ。いかに効率的で無駄のない製造過程を作り、より早く同一品質の商品を並べるか。というシミュレーションや、最終外食産業じゃなくて不動産業だ。というような土地を抑えることを重視した展開などなど。

まーこれだけの大帝国を作り上げたわけなんでよっぽど大胆で変人じゃなきゃムリだろうという点もあるんですけど、一方で失敗を顧みないで、これが行けると分で突き進む精神だったり、発想の転換だったりと、ついつい保守的な発想にとらわれる事が多い僕なんかからすると、うーん。できないしやろうとは思わないけど、学ぶ点は確かにあるっちゃーあるなぁ。と。

しかも結構周りを不幸にして（まーお金の面ではなんかしら手にはしてるものの）行く割に本人結構気にせず成功したぜハッピー。というにこやかな感じでこれまた心がちょっと折れそうになるかなー。そういうもんなん？

あと、ちょっとマクドナルド食べたくなるという・・・「スーパーサイズ・ミー」と似たような気分に陥るので、この手のファストフードを好まない人からするとちょっと視聴は考えものかもねー。とかね。

さて、今日はハッピーセットだ・・・なぬ？シェイクの機械が故障？
レイ・クロックがキレるぞ！