サイボーグ009が好きだったりします。子供の頃の印象を引きずってるのかもしれませんが、とにかくそうなのです。
そんな彼らが、え？デビルマンと？バビル2世の間違いでは？というバトルを繰り広げるという、なんとも世も末である。

まぁ、「アベンジャーズ」や「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」など、とにかくスーパーヒーローが共闘したり戦ったりするアメコミの流れに乗った感じもプンプンしてますね。

ということで今作。まず、絵も世界観も思いのほか違和感のない感じでしたね。2つのマンガのテイストの違いを微妙に寄せている努力が感じられたかな。デビルマンなんて天一（ラーメン屋「天下一品」）レベルにこってりテイストだと思うんだけど。

ラストバトルのアホみたいに強い強敵の結末が、あれ？それだけ？みたいなあっさり味な終わり方だったし、デビルマンの相方の彼が意味深なだけで何も活躍せずに終わったりするとこなんかも、ちょっと引っかかる部分ではあるんですが、それでもまぁ、思ってたほど悪くはなかったですよ。

ただ、エンドロール後の、「ついに現れた009達の前に現れるブラックゴースト。」これの先だけを映画化してくれんかね？

デビルマンとかいらないしさ。

というのが正直なところだったりしますわ。

追記：003の行動予測からチームプレイで敵撃破するとこなんて、一番戦闘能力低そうな003の生きる道という感じでよかったな。