僕の彼女はサイボーグ

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監督:クァク・ジェヨン
出演:綾瀬はるか、小出恵介、桐谷健太、田口浩正、遠藤憲一
時間:104分
公開:2008年
キャッチコピー:
ねぇ、ジロー。あなたと過ごした大切な一日。
私は、何度生まれ変わってもあなたに恋をするよ。
ジャンル:
SF恋愛パニックファンタジー

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2012年02月07日 | 見た回数: 1回

「綾瀬はるか」連チャンですね。髪は長い印象の彼女ですが、ショートカットもかわいらしくてよろしい。

さて、「ターミネーター」「ロボコップ」「2012」「アンドリューNDR114」etc所々で似たシーンのオンパレードな今作。正直こんな作品だとは!の代表格みたいな映画です。こちとらタイムトラベルを混ぜたコメディ路線一辺倒かと思ったんですがねぇ。

一応監督は「猟奇的な彼女」をとった人みたいですわ。ふむ。そちらもわからんではない。何となく撮り方と言うか構図が似てる気がする(あくまで気がするだけ。雰囲気だけの話)。
そんな彼なので日本人感覚とずれてるのか、妙に長い回顧シーン(というかタイムトラベルで過去に行ってるんですが)。これが辛かった。いつになったら終わるのかというセピア色のスローモーション&なんかよくわからない歌。
おばあちゃんに会えるかどうかとかあんまり重要じゃないし、ストーリーとの脈絡もあんまり感じられない。あそこハツっちゃってよかったんじゃなかろうか?

また、前半のごく普通のラブコメ展開もちょっと引っ張りすぎて気持ちがだれる。特に笑えないコメディシーン。やろうとしていることがわかるだけに、よけいにつらい。この辺の笑いのセンスは多分若干ズレがあるのかねぇ。難しいとこだとは思いますが。

で、後半に入るとまさかのディザスター・ムービーになってみたり、ターミネーターのごとく這いずり回ってみたりします。正直びっくり展開。なのですが、そこらの邦画よりはるかに出来が良かった。
高層ビルもばったばった倒れるし爆破も建造物落下もお手のもの。「日本沈没」もこれくらいの勢いがほしい気持ちのよいぶっ壊し具合。
※正直時期が時期だったらかなり凹んだであろうと思われる迫力もありましたしね。

ということで、ヒロインもかわいいし後半の派手さ加減も悪くはない。しみじみ前半のだるささえなければなぁ。
あれでがっくり評価が落ちた感じです。

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