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柴田宣史 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2010年08月09日 | 見た回数: 1回
スティーブン・キングは書いた作品、書いた作品、すぐに映画用として売れちゃうそうですが、これまで見てきたなかで、そんなにいいなあと思うことが多くはなかったのです。
だれもがほめる「ショーシャンクの空に」は、そりゃ確かにいいけど、「スタンド・バイ・ミー」とか、実は僕は何がいいのかわかんない。「シャイニング」は、まあ監督勝ちでしょとか。
本作については、スティーブン・キング自身出来上がってからもなかなか発表しなかったそうで、「怖すぎるから」とかなんとか言われていたそうですが、いやあ、違うんじゃないのかな。書いてて後味が悪かったんじゃないですかね。
僕は物書きでなく、僕みたいに物書きでない人間でもあるんですよ。好きじゃないけど、作品として出来上がってしまうことってのが。
要素としては、グロいけど本質的にはいい幽霊とかややコミカルだし、後半活躍する復活した息子はいい絵だと思うのだけど、そういうのがいいとか悪いとかじゃなくって、もう見てる途中からじっとりとした不快感が漂うのです。
「エクソシスト」で、スタッフが「十字架による自慰のシーンは、信仰を持っていない母親が、どれほど邪悪なシーンを目の当たりにすれば、エクソシズムを依頼するかを考えた結果、あれしかなかった」と言っていて印象的ですが、本作も、一線を越えようと思ったら家族を殺すしかないのはわかるのです。
でも、見てると主人公の馬鹿さ加減と、展開の残酷さがどうしようもなく、結果、やっぱり不快なまま終わるのです。こんなんだったら、もう続編は見なくてもいいかなあ。
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スティーブン・キングは書いた作品、書いた作品、すぐに映画用として売れちゃうそうですが、これまで見てきたなかで、そんなにいいなあと思うことが多くはなかったのです。
だれもがほめる「ショーシャンクの空に」は、そりゃ確かにいいけど、「スタンド・バイ・ミー」とか、実は僕は何がいいのかわかんない。「シャイニング」は、まあ監督勝ちでしょとか。
本作については、スティーブン・キング自身出来上がってからもなかなか発表しなかったそうで、「怖すぎるから」とかなんとか言われていたそうですが、いやあ、違うんじゃないのかな。書いてて後味が悪かったんじゃないですかね。
僕は物書きでなく、僕みたいに物書きでない人間でもあるんですよ。好きじゃないけど、作品として出来上がってしまうことってのが。
要素としては、グロいけど本質的にはいい幽霊とかややコミカルだし、後半活躍する復活した息子はいい絵だと思うのだけど、そういうのがいいとか悪いとかじゃなくって、もう見てる途中からじっとりとした不快感が漂うのです。
「エクソシスト」で、スタッフが「十字架による自慰のシーンは、信仰を持っていない母親が、どれほど邪悪なシーンを目の当たりにすれば、エクソシズムを依頼するかを考えた結果、あれしかなかった」と言っていて印象的ですが、本作も、一線を越えようと思ったら家族を殺すしかないのはわかるのです。
でも、見てると主人公の馬鹿さ加減と、展開の残酷さがどうしようもなく、結果、やっぱり不快なまま終わるのです。こんなんだったら、もう続編は見なくてもいいかなあ。