アサイラムで働いている人たちは楽しそうですが、アサイラムってアメリカではどんな扱いなんでしょうね。

コンピュータグラフィクスの技術が低予算映画でも使えるようになった昨今なので、ほとんどCGIなんです。この技術の進歩がアサイラムのような会社の存在を許したのか？ いや、たぶん技術のチープ革命がなくたって、アサイラムはアサイラムなんでしょうね。

本作はそれほどパロディではないんだけど、まあとってもB級。あんまりB級過ぎて先日「ゴースト・オブ・マーズ」をB級と言ったのを訂正したくなるくらい。

二度と見ないので、ちょっとストーリーを詳述。

＊　＊　＊

とある自然保護活動家（ちょっと神経質そうな女性）がペットとして飼われていたヘビを盗んでフロリダの湿地に逃がします。折しもその自然公園はワニ狩りの季節。ところが今年はワニが少ない。どうもヘビたちがワニを補職しているらしい。

ワニの数があんまり減ってはいかんので、ワニハンターたちは今年はヘビハンターに転身。自然公園の管理者（やけに露出の多い婦人警官）のフィアンセも蛇狩りに出発。しかしワニをたべて繁殖した蛇たちにフィアンセは食べられてしまう。

傷心の婦人警官はフィアンセを殺したヘビを皆殺しにするためにワニにステロイド剤を投与する。

無尽蔵に巨大化したワニとヘビは市街地へと逃げ出し、町は大混乱。しかもヘビやワニたちの行く手には原子力発電所が！ 止められるのは、やせた自然保護活動家とぽっちゃりの自然公園の管理者だけ。

さあ、どうなる？