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石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2009年11月30日 | 見た回数: 2回
かのギャグ・・・いえ、愛の物語「北斗の拳」の映画化版です。お金は確か北斗の拳ファンドで集めてたような・・・。 絵はさすがは映画版だけあってちょっと変なとこもあるけどさすがです。ほぼ全てかき起こしてるんで、テレビの絵を使い回してた「機動戦士Ζガンダム-星を継ぐ者-」とは違うぜ、とは思いました。また、さすがに最初こそケンシロウの声には違和感を感じたものの、他のメンバーのもともとの声をあまり覚えてないということもあり、今回は視聴も2度目ということで慣れちゃいましたね。
さて本作ですが、タイトルこそラオウ伝純愛の章ですが、とにかく主役は聖帝サウザー。一子相伝の南斗鳳凰拳の伝承者にして南斗最強の男。あのラオウですら戦いを避けたあの男の話です。いやー、作品の中でも5本の指に入るであろうキャラが立った彼だけあって、実に清々しい尊大ぶり。うっとりです。憧れちゃうなぁ。 「敵キャラの出来によってその作品の価値が決まる」という言葉を残したのは五賢帝の一人、マルクス/アウレリウスでしたでしょうか?彼がいたからこそ北斗の拳がここまで引き続き密かな人気を博していたのであろうと言っても過言ではない。
そんなわけで、好きな作品だけあって映画化も歓迎、声も気にならないぜ。という域に達して入るものの、やはり残念なのはサウザーさまの掘り下げの浅さ。なんで彼がそんな人気が出たのかというところがちょっと薄くて、結局なんかえらそうで悪いヤツだなぁ。で終わってしまってること。なぜ有情拳を使ったのか、などのつじつまが合わないじゃないか。まぁ、ラオウの話も大事だし長さ的な問題もあるので厳しいかもしれませんが、ファンド化された作品であれば、重要なのが何かってのはわかると思うんだけどなぁ。
シュウの「この岩をおまえたちの命と思えば重くはない。たとえこの力尽きようとも、このわたしの魂で支えてみせよう」など泣けるところもありますしね。うーん。さすが名台詞が多いなぁ。
「美人さんを入れたいぞ、よし北条司に頼もうじゃないか。」という意味の分からない理由によって、サウザーの悲しみが削られたことはマイナスですので「なかなか」ですが、楽しめたかという点では文句なく「おすすめ」レベルなのですね。
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かのギャグ・・・いえ、愛の物語「北斗の拳」の映画化版です。お金は確か北斗の拳ファンドで集めてたような・・・。
絵はさすがは映画版だけあってちょっと変なとこもあるけどさすがです。ほぼ全てかき起こしてるんで、テレビの絵を使い回してた「機動戦士Ζガンダム-星を継ぐ者-」とは違うぜ、とは思いました。また、さすがに最初こそケンシロウの声には違和感を感じたものの、他のメンバーのもともとの声をあまり覚えてないということもあり、今回は視聴も2度目ということで慣れちゃいましたね。
さて本作ですが、タイトルこそラオウ伝純愛の章ですが、とにかく主役は聖帝サウザー。一子相伝の南斗鳳凰拳の伝承者にして南斗最強の男。あのラオウですら戦いを避けたあの男の話です。いやー、作品の中でも5本の指に入るであろうキャラが立った彼だけあって、実に清々しい尊大ぶり。うっとりです。憧れちゃうなぁ。
「敵キャラの出来によってその作品の価値が決まる」という言葉を残したのは五賢帝の一人、マルクス/アウレリウスでしたでしょうか?彼がいたからこそ北斗の拳がここまで引き続き密かな人気を博していたのであろうと言っても過言ではない。
そんなわけで、好きな作品だけあって映画化も歓迎、声も気にならないぜ。という域に達して入るものの、やはり残念なのはサウザーさまの掘り下げの浅さ。なんで彼がそんな人気が出たのかというところがちょっと薄くて、結局なんかえらそうで悪いヤツだなぁ。で終わってしまってること。なぜ有情拳を使ったのか、などのつじつまが合わないじゃないか。まぁ、ラオウの話も大事だし長さ的な問題もあるので厳しいかもしれませんが、ファンド化された作品であれば、重要なのが何かってのはわかると思うんだけどなぁ。
シュウの「この岩をおまえたちの命と思えば重くはない。たとえこの力尽きようとも、このわたしの魂で支えてみせよう」など泣けるところもありますしね。うーん。さすが名台詞が多いなぁ。
「美人さんを入れたいぞ、よし北条司に頼もうじゃないか。」という意味の分からない理由によって、サウザーの悲しみが削られたことはマイナスですので「なかなか」ですが、楽しめたかという点では文句なく「おすすめ」レベルなのですね。