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GOEMON
画像表示切り替え監督: | 紀里谷和明 |
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出演: | 江口洋介、大沢たかお、広末涼子、ゴリ(ガレッジセール)、要潤 |
時間: | 128分 |
公開: | 2009年 |
キャッチコピー: 愛する者のために。 | |
ジャンル: アクション、時代劇、アドベンチャー |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2010年04月17日 | 見た回数: 1回
柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2009年10月11日 | 見た回数: 1回
いや、じつはほとんどオススメなのです。
でも、やっぱり「平和がドウコウ」とか聞くと、むーん、もういいかげん、そこから抜けてくれ……と思ってしまうのです。
「CASSHERN」は、栄光ある失敗作でしたが、本作では見事に名誉挽回したとおもいます。ありえない時代劇をあたかも当然のように描いていて、どうみてもファイナル・ファンタジーなんですが、これを時代劇だと言い張っちゃうのがいいですね。
ただ、ファイナル・ファンタジーとしては、ちょっとジョブのパワーバランスに失敗していて、
・侍 <<<< 忍者
くらい忍者が強くて、ちょっと侍がかわいそうだったかな?
密かに意外と高い評価を受ける事もある「CASSHERN」。その監督の映画第2弾は時代劇・・・石川ゴエモンというと、どうしてもルパン一味を思い浮かべてしまう(そんな事ない?)のはしょうがないのですが、こちらは基本的には古き良き大泥棒、石川五右衛門。
戦国時代を描いた時代劇としてとらえた奥さんにとっちゃ、なんか違うしやだな。しっくりこない。「CASSHERN」のが面白い気がする。との事ですが、ふむ。まぁ、それもわからんくはないけど、元々絵からして時代劇じゃないからなぁ。完全に頭切り替わった状態で見てた分、僕の方が楽しめたかもしれません。
が、惜しむらくは、江口洋介演じる五右衛門の明るく盗みを働いてお金をばらまくシーンが冒頭しかなく、どんどんシリアスにくらーい話になっちゃってったこと。監督の意図というか趣味なのかもしれませんが、もうちょっと、軽々と盗みを働いていく五右衛門と、がんばってばたばた追っかけ回す岡っ引きたち、技によりをかけてより難易度の高い金庫を作る金持ちたち。そういったやり取りの部分を見てたかった気もします。
シリアス路線の後半が悪い訳ではないけど、希望としてもうちょっと前半見たかっただけなんですが、個人的にはその辺がちょっとマイナスかなー。
忍者の戦闘力はキャシャーンに引けを取らず、ばったばったと敵を倒していくし、なんと言っても画面全体がきらびやかで派手。映画館だともうちょっとウァー。となったかもしれません。ストーリーも簡潔でわかりやすい。
ただ、ちょっと話の暗さ割にキャシャーンより若干薄い印象を受けちゃったので、個人的評価は「まあまあ」ってとこですが、作品としてはより万人受けすると思うし、普通に面白かったですよ。