メリーに首ったけ There's Something About Mary

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監督:ボビー・ファレリー、ピーター・ファレリー
出演:キャメロン・ディアス、ベン・スティラー、マット・ディロン
時間:119分
公開:1999年
ジャンル:
コメディ恋愛

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でべ | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2009年08月24日 | 見た回数: 2回

一発大逆転映画。

でべは痛コメが嫌い。「イタいコメント」ではなく「痛いコメディ」ね。その代表格がこの「メリーに首ったけ」。初めて見た日に「もう二度と見ない!」と心に誓ったのでした。

というわけで長らく「イマイチ」評価枠だったのですが、先日たまたまテレビ放映を見る機会がありまして。
まず、キャメロン・ディアズがめちゃくちゃ可愛い!!という理由で釘付けに。キャメロン・ディアズ好きなのでそれなりに追っかけていて今見ても可愛いなーとは思うのだけど、若かりし彼女はピチピチでキラキラしててもーのすごく可愛かった。もともとキャメロン・ディアズが可愛くあるための映画なので当然と言えば当然ですか。
痛いはずの演出も、でべに免疫が出来たのか、許容範囲が広がったのか、いい感じでハラハラするシーンが幾つかあって、その際どさが絶妙でかなり楽しかった!特にメリーとテッドが再会するシーンは素晴らしかったー。再会の瞬間のメリーの美しさも、「まあテッドなの!」とびっくりしてみせる表情も、テッドのハグに気づかず握手を求めるその間合いも、いろんな種類の刺激があって感動的。

お芝居を見るとき、芝居の善し悪しに関係なく「カーテンコール」に気持ちを持っていかれることがある。芝居が終わって、生きた人間としてステージに帰って来たときにどんな顔をしているか、そこに心を奪われてしまう。疲れた顔をしているのか満足した顔をしているのか。全員がその芝居を「楽しんだぜー!」っていう顔をしていると、こっちも「見てやったぜー!お前ら最高だぜー!」って思っちゃう。本当の本当は芝居の中でそれを見せないといけないのかもしれないけど、それでもいいカーテンコールはいい芝居よりも印象に残る。
対して映画のエンドロールは静的で「にくいなー」と思う演出はあっても冷静なのが多い。でも「メリーに首ったけ」エンドロールはカーテンコールに近い。いいエンドロールだなーと思う。ファレリー兄弟作品は全部そうなのかな、「愛しのローズマリー」もそうだったけど。

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