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コンフェッション Confessions of a Dangerous Mind
画像表示切り替え監督: | ジョージ・クルーニー |
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出演: | サム・ロックウェル、スティーヴン・ソダーバーグ、ジョージ・クルーニー、ドリュー・バリモア、ジュリア・ロバーツ |
時間: | 113分 |
公開: | 2002年 |
キャッチコピー: 残したものは視聴率と死体… | |
ジャンル: サスペンス、犯罪、ドラマ、実話 |
コメント一覧
柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2012年01月22日 | 見た回数: 1回
石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2009年02月07日 | 見た回数: 1回
自伝に基づく話と言われると、ほんまかいなと疑ってしまう訳ですが、悪者役として名高いCIAさんたちですが、そんなスカウトするのかいな。と思うくらい適当な採用方法。「リクルート」とかと同じ構図なんですが、何とも緩やかだなぁ。これは時代のなせるわざなのか?とか思ってしまいました。
まぁ、その辺りの信憑性に関してはともかくとして、話としてはなかなか楽しめました。テレビ業界もスパイ活動もどちらもよくわからん世界ですが、はっきりその二つも別物で、俺はテレビマンなんだー。と主張する一方でCIAの活動をすることが一つの生活の支えになって行くあたりが何とも微妙なおさまりがあり、またなんだかんだでスパイとして一流の動きを見せた最後の駆け引きなんかも素敵でした。
あと、ドリュー・バリモアが殺しやらなんやらドロドロした世界と全く接点のないかわいらしい役どころも印象的でしたね。
丞二に「サム・ロックウェルが気になるなら、見なはれ」と言われ続けて、もう300日はたつでしょうか。ようやくビデオレンタルで見つけて視聴。
なるほど、<嘘かホントかわからない自伝に基づく実話>というのが面白い構成ですね。
ちゃっかりエンドロールの最後(逆アバン?)には、「登場人物名や数字はちょっといじってるけど、実話でっせ」と表示され、えーっと思うのだけど、メイキングでは、
とちょっとニヤリ。「フォース・カインド」方式とでもいいましょうか、最後までボカしきるのも一興ですね(「フォース・カインド」は、ボカしてる内容が、ちょっとイマイチですが)。
とはいうものの前半はけっこう苦しいテンポで、そのわりにケレン味のある演出がくどく、これは初監督作品らしい青さ(←エラそう)なのかと、うなっていたのですが、後半になってくると面白くなってきて盛り返してきた感じです。
メイキングによれば、もともとブライアン・シンガーがメガホンをとっていたのを、諸般の事情でジョージ・クルーニーにうつったそうなのですが、予算は増えなかったので、彼のネームバリューでジュリア・ロバーツやらにただ働きしてもらったそうな。
カメオで出てたマット・デイモンやブラッド・ピットもそのつてで来たんですかね。画面に出てきたときはちょっとびっくりしましたが。
で、サム・ロックウェル。やっぱりいいですね。僕の中で赤丸急上昇中です。