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麦の穂をゆらす風 The Wind That Shakes the Barley
画像表示切り替え監督: | ケン・ローチ |
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出演: | キリアン・マーフィー、ポードリック・ディレーニー、リーアム・カニンガム、オーラ・フィッツジェラルド、ウィリアム・ルアン |
時間: | 126分 |
公開: | 2006年 |
キャッチコピー: 愛するものを奪われる悲劇を、 なぜ人は繰り返すのだろう。 | |
ジャンル: ドラマ、戦争 |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2009年03月26日 | 見た回数: 1回
見たのが昔なので、どんな筋だったかなー。という感じのアイルランド史の映画作品がありました。今作を見始めたときには全くつながってなかったんですが、彼の名前や政党が1度だけですが出てきた時にピンときましたね。
とにもかくにも裏「マイケル・コリンズ」。
アイルランド独立の歴史を学ぶワンセットといったところでしょうか。実際の活動の中心として、イギリスと交渉したりしてたあの作品が表舞台なら、この作品は裏舞台。ガンダムでいうところ(いわなくていい?)の「ポケットの中の戦争」的な何かですよ。はい。
ただ、作品としては今作の方が印象には残りましたね。歴史の主役ではないからなのか、表舞台はニュースレベルでしか入ってきてはいないんですが、よりリアルなアイルランド問題をかいま見れたような気がします。同じ理想を求めていたはずの兄弟の思いがどこでどう交錯して、あの結果を導いてしまったのか。うーん。なかなかにずっしり骨太でいい作品だったと思います。
IRAがらみの作品は、例えばブラッド・ピットが演じた「デビル」やら、怪作「ジャッカル」とかハリウッドでも取り上げられる事が多いですよね。使いやすいのかな?