まー、面白かった。
実現可能性を無視して楽しめる映画はチャンネルが合わないと全く楽しめないものだけど、それなりに楽しんだと思う。
ジョージと一緒に見られればもっとビシッと来たのかも。

いけ好かない人としゃべった後など、つい、自分の思った通りにコトが運んで、相手を口喧嘩などでペシャンコにのしてしまう妄想をすることがあるが、それを映像化したような映画。繰り広げられるアクションは実現可能性を無視して、ほとんど妄想。超現実的という点ではマトリックスよりすごいくらいだと思います（あとで思い出しましたが、ガンもので、実現不可能なアクションということで『ガンスミスキャッツ』というマンガがありましたね）。
銃社会がどうのこうのといっていますが、なんでもいいから言っておけくらいにしか扱わず、本題はとにかく撃ち合ってなんぼだぜ、ということが明確にわかって心地よい。
冒頭３分から本題に入り、本題に入ってからタイトルが出るおっつけ具合もいいかんじです。
あと面白かったのは、娘がわんわん泣くことでした。「東海道四谷怪談」でも、「ザ・フライ」でも平気なのに、女性が撃たれたりすると大泣きでした。
芸のない、ひどい邦題だと思って見始めましたが、柴田家では満足でした。