アトラクション 侵略 VTORZHENIE / INVASION

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監督:フョードル・ボンダルチューク
出演:イリーナ・スターシェンバウム、アレクサンドル・ペトロフ、リナル・ムハメトフ
時間:134分
公開:2020年
ジャンル:
SFアクション

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2021年10月26日 | 見た回数: 1回

続編、冒頭の前作説明〜妙にティーン小説映画な感じが増してる感じがしました。こりゃ、前作のほうが・・・と思ってたんですがいや何、後半盛り返した。
前作で物足りなかった派手でスケールの大きな感じ。圧倒的に手に負えない感じがあってとっても良かった。
インターステラー」だとか「メッセージ」(未見)みたいな感じも悪くはないんですけど、こー言う若干おバカなやつ(褒めてる)のですよ。この手の映画に求めてるのは。

まーね、正直話しの筋からすると、なんでそんな敵対して攻撃しなきゃいけないの?とか思うわけです(僕が理解してないだけ?)。それにただ一人を殺せばいいじゃないという論理も論理バンザイな宇宙人の行動に文句もない。んだけど、あれ?彼女がいるから攻撃ってことはいなかったら攻撃しない?前作でこの星に触れないようにしてるんじゃなかったっけ?とか勝手に滅ぶならそれはそれでいいのでは?とか思っちゃう。
原因が一人のこないだ落ちてきた宇宙人ものだとしたら、それこそそのハイテク技術でなんとでもなると思うんだけど、排除する必要あるのかなー。とかあるけどまぁ、そのへんのストーリー展開とかは大目に見ましょうや。

ここから先はお話の核心に関わる記述があります。このリンクで読み飛ばせます。あるいは次の見出しにスキップしてください。

基本的は一人(というかコンピュータ??)vs人類&エイリアン一人という構図なんですが、完全ハッキングと人工音声・映像作成してニュース流したり、電話をリアルタイムで内容変えて伝えたりとか、上下左右360度水攻めとかも良かった(もうちょっとさらっとやっつけれるよね。)。内緒の軍事衛星バレていい?とか。
ただ、パパは結構公私混同甚だしいし、人類をターゲットにしてる割に地方都市(なのかな?)相手にだけ攻撃してるし、最終、まさかのパパも恋人も、勘違いした軍人もみんな生き残るというところはちょっと都合良すぎないか?と、思わなくもないんだけどね。元カレはなんであーなっちゃったのかはよくわからない。これがロシア軍ってことなのかしら?

隠しテキストはここまでです。

ということで、前半30分ほどを凌げば前作よりスケールも大きく楽しかったです。続編・・・なんとなく完結しちゃってるし、とりあえず十分なんじゃないだろうか?作られたら見るけど、「世界侵略: ロサンゼルス決戦」の続編のほうが作って欲しい気がするな。

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