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ネクスト NEXT
画像表示切り替え監督: | リー・タマホリ |
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出演: | ニコラス・ケイジ、ジュリアン・ムーア、ジェシカ・ビール、トーマス・クレッチマン |
時間: | 145分 |
公開: | 2007年 |
ジャンル: SF、アクション、サスペンス |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2010年11月13日 | 見た回数: 1回
柴田宣史 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2009年02月28日 | 見た回数: 1回
なんでディックの原作ばっかり映画化されるの?という定番のグチはさておき、うーん、本当だ。見終わってみると、トンズラとスケコマシにしか予知能力を使ってない……。
まあ、長髪のニコラス・ケイジと、その彼の分身の術が見られるので、楽しいっていや楽しいかな。見終わってみると、たしかに昔の SF っぽい拍子抜けのドンデン返しだし。
でべ | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2008年10月04日 | 見た回数: 1回
2分間しかない予知能力で世界(つーかアメリカ)を救ってくれるんじゃなかったのかい、ニコラス?
好きな女を口説くことに関しては、その予知能力を余すところなく有効活用しているくせに、肝心なところで「なんでそれが予知できないの?」 逆に「なんでそれが見えちゃうの?」というツッコミどころが多数。
色恋に流されちゃいかんよ、SFなんだから硬派にやってくれよ。
というわけでイマイチ。
未来を予知できるので、追跡者の行動が手にとるように分かっているので、実にスムーズに追っ手から逃れていくさまも素敵です。崖を落下物と共に駆け下りるところも一般人との比較もうまく描かれてて、うーん。そうか。予知能力ってコーいう風に使うのか。座って予測するだけじゃないねー。と新たな発見もありました。さらには銃に撃たれる心配がない。となると、無防備にどんどん進んでいくさまはなかなかにかっちょよろしい。
最終的には未来の分岐点をそれぞれ分析できたり(分身の術でね)、近距離の銃をすべてよけてみるみたいなスーパーマンになっちゃったのはちと残念でしたが、それでも彼の行動一つ一つはとても面白かったです。能力的には「ジャンパー」見た時と同じようなうらやましさがありました。
が、ですよ。どうせならそのへんの能力をいかに見せるかの点で夢オチ的に終わらせちゃうのはどうかなぁ。2分だけ先が見えるという制限がラストになるに連れてだんだんフニャフニャになってるように感じたののもちと残念。ちゃんと制限込みで描かれてたんだろうか?何でもありにしか見えなかったんですがねぇ。
それにあと、結局どうなるのさ。原作だと続きはあるんだろうか?
ということで、アクションシーンは大満足。ニコラスのカッチョ良さ(ニコラスの?じゃないかも)満喫ですが、話のもっていき方は後半ちょっと失速→夢オチってのはやっぱり残念。そんなプラスとマイナスの本作。評価としてはやっぱり「ふつう」かねー。