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石田憲司 | 簡易評価: ざんねん | 見た日: 2017年02月24日 | 見た回数: 1回
安定のザンネン度合い。
そもそも遺伝子操作でサメとタコをくっつけちゃおうという発想もおかしけりゃ、生き物としてのバランスもおかしい。ただ、それを言うならそもそもそういうところを突っ込むほうがおかしいわけでシャークトパス自身の造形や動き自体はこの手の映画としては及第点。メガシャークシリーズよりなめらかな動きで、バランスは悪いもののタコの足を大地に踏ん張って陸上移動まで可能な優れもの。
攻撃パターンも様々で、 ・サメの歯 ・タコの足で絡め取って圧死 ・足で水中に引きずり込んで溺死 ・足先にはなんか尖った棘みたいなので突き刺したりする ・船ごとパワーで沈めちゃう etc…
おかげでありとあらゆる善良な死亡フラグたてまくる(こいつは死ぬなってやつが軒並み)一般人が次々に殺されていくという始末。若干海の中でシャークトパスに襲われてる絵が同じようにみえるのはしょうがないかな。
サイズが可変なのもお約束で、ひとを一口で食べれるサイズ(つまり「ジョーズ」くらい)がデフォルトですが、たまにそこそこ大きなヨットを沈めちゃうし、足もアホみたいに伸びて数十メートルありそうな時もある。
そんなへんてこ生物を軍事「偵察」兵器として作っていた娘も娘だが、こっそり「攻撃」兵器に改造しちゃう父親も父親。なんだろう。夏休みの宿題をめっちゃ改造しちゃうパパの立ち位置といったら良いのか?
ちなみに、ヘッドギア的な物を付けて操っていたんですが、サラッとボートとぶつかって壊れるという、想定外の事故が起こるわけですが、海底から水面あたりを泳ぐサメですよね。なんで想定外なんだか?あと、それ以外操るすべがないってのも笑ける。そんな遺伝子操作できるのに、操るのは外部機器依存?
と、タコサメ自体はトンデモではあるものの、そこまでダメだとは言わない。あかんのは本当に映画研究会の学生のような役者たちの演技。吹き替えで見たので、しゃべくりはよくわからないものの、吹き替えが下手に見えるという脅威の演出力。
行動の一貫性がなく、全員おバカである。緊迫感のあるシャークトパス攻撃シーンと、それまでの平和な海岸シーンが延々と繰り返され、基本的に同じように被害者が出る。
海軍の偉いさんは実意一般人化していて威厳がないし、研究者父の方は昼間から飲んでとても何かを生み出せる感じがしてこない。そんな父の本性を見抜けない娘。主人公らしき男性はムキムキシックスパックだが、頭は悪そうで倒す手段はとにかく銃を乱発するのみ。ニュースのリポーターは空気を読まず色気勝負の女性で最後にゃやられ、もうちょっと空気読めてるカメラマンは死亡シーンすらなく画面から消える・・・。
ということで、ザンネン映画としての評価は高いんですが、タコサメ自体はそんなに悪くなかったので、もしかするといい監督がたまたま撮ったらもっといい作品になってしまって、それはそれでガッカリすることが起こり得たかもしれません。 続編が何本かありますが、そちらもいつか追いかけてみましょうかね。
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安定のザンネン度合い。
そもそも遺伝子操作でサメとタコをくっつけちゃおうという発想もおかしけりゃ、生き物としてのバランスもおかしい。ただ、それを言うならそもそもそういうところを突っ込むほうがおかしいわけでシャークトパス自身の造形や動き自体はこの手の映画としては及第点。メガシャークシリーズよりなめらかな動きで、バランスは悪いもののタコの足を大地に踏ん張って陸上移動まで可能な優れもの。
攻撃パターンも様々で、
・サメの歯
・タコの足で絡め取って圧死
・足で水中に引きずり込んで溺死
・足先にはなんか尖った棘みたいなので突き刺したりする
・船ごとパワーで沈めちゃう
etc…
おかげでありとあらゆる善良な死亡フラグたてまくる(こいつは死ぬなってやつが軒並み)一般人が次々に殺されていくという始末。若干海の中でシャークトパスに襲われてる絵が同じようにみえるのはしょうがないかな。
サイズが可変なのもお約束で、ひとを一口で食べれるサイズ(つまり「ジョーズ」くらい)がデフォルトですが、たまにそこそこ大きなヨットを沈めちゃうし、足もアホみたいに伸びて数十メートルありそうな時もある。
そんなへんてこ生物を軍事「偵察」兵器として作っていた娘も娘だが、こっそり「攻撃」兵器に改造しちゃう父親も父親。なんだろう。夏休みの宿題をめっちゃ改造しちゃうパパの立ち位置といったら良いのか?
ちなみに、ヘッドギア的な物を付けて操っていたんですが、サラッとボートとぶつかって壊れるという、想定外の事故が起こるわけですが、海底から水面あたりを泳ぐサメですよね。なんで想定外なんだか?あと、それ以外操るすべがないってのも笑ける。そんな遺伝子操作できるのに、操るのは外部機器依存?
と、タコサメ自体はトンデモではあるものの、そこまでダメだとは言わない。あかんのは本当に映画研究会の学生のような役者たちの演技。吹き替えで見たので、しゃべくりはよくわからないものの、吹き替えが下手に見えるという脅威の演出力。
行動の一貫性がなく、全員おバカである。緊迫感のあるシャークトパス攻撃シーンと、それまでの平和な海岸シーンが延々と繰り返され、基本的に同じように被害者が出る。
海軍の偉いさんは実意一般人化していて威厳がないし、研究者父の方は昼間から飲んでとても何かを生み出せる感じがしてこない。そんな父の本性を見抜けない娘。主人公らしき男性はムキムキシックスパックだが、頭は悪そうで倒す手段はとにかく銃を乱発するのみ。ニュースのリポーターは空気を読まず色気勝負の女性で最後にゃやられ、もうちょっと空気読めてるカメラマンは死亡シーンすらなく画面から消える・・・。
ということで、ザンネン映画としての評価は高いんですが、タコサメ自体はそんなに悪くなかったので、もしかするといい監督がたまたま撮ったらもっといい作品になってしまって、それはそれでガッカリすることが起こり得たかもしれません。
続編が何本かありますが、そちらもいつか追いかけてみましょうかね。