シャークトパス vs プテラクーダ SHARKTOPUS VS. PTERACUDA

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監督:ケヴィン・オニール
出演:ロバート・キャラダイン、マリオ・セアラ、ケイティ・サヴォイ 、コナン・オブライエン
時間:88分
公開:2014年
ジャンル:
サメアクションパニック

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: ざんねん | 見た日: 2017年03月21日 | 見た回数: 1回

「メガシャーク」シリーズの時には作品が続くに連れ、その質がどんどんと上がっていって、最後にゃ、結構見れるものになっていったCG技術。

では、シリーズ2作目の本作はと言うと・・・ん?劣化してないか?まぁ、シャークトパス自体は1作目も悪くはなかったんで引き続き見れたもの。ニョロニョロ動いたりしてくれるんですが、対抗馬のプテラクーダの方が、んー。ものすご~くイマイチ。

バラクーダというよりもサンマとか青魚+プテラノドンっぽいのも気になるなぁ。バラクーダってそんなんだっけ?ただ、実際はどうあれ「プテランマ」とか「サンマノドン」とかではタイトル的にコメディ作品に成り下がってしまうので、ここは怖そうな魚で攻めるのが良いという判断でしょう。
コメディ作品かと言われると、一種そうだったりするんで微妙なとこですけどね。

また、CGと人との合成が適当で豪快に重なってたり別のところに噛み付いているのに首が飛んだり。その点では劣化してる気もするぞ。前作はもうちょっとごまかしがうまかった気がする。

ただ、逆に1作目と違うのは、あのぶつ切りストーリーがちょっとマシになっていて、それなりに2大怪獣の脅威が街ナカを覆ってる感じはありました。

でも、一方で気になるのが、若干前作よりシャークトパス自体がおちゃめな面を見せ始めたこと。人に飼われている設定というのもあったんですが、前作よりも意思疎通ができる感じが出てきたような・・・。
そんなのいらんのだがなぁ、怪獣映画は常に本能のまま人類の敵でいてほしいものである。

ということで、はい、評価は安定度抜群。前作より落ちたサンマノドンの造形以外はそこそこ見れるもんではありますが、ザンネン映画じゃないとはよ~言わんなぁ。

あ、そうそう。ちょっと名言が。ヒロインの恋人のライフセーバーが、静止するのを振り切って人助けをしに行く時の最後のセリフ

「イケメンは死なない!」(吹き替えね)

誰も助けられずに死にました。きっと制作陣の考えるイケメン判定から外れていたのかもしれません。さらにはヒロインは死後、子供がいる用心棒ハンターといい感じになってエンディング・・・哀れなやつよ。

これは死亡フラグだったのかなぁ。

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