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石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2016年06月07日 | 見た回数: 1回
後編は裁判ということで事件の真相が明るみに出るのですが、それにともなってどんどんと積み上がってゆく中学生に対する恐怖。
正直こんなにしっかりした中学生がいるだろうか?と思ってしまうほど大人な主人公ら裁判しようとする子供達なんですが、そんな中、自殺した彼の怖さというか気持ち悪さ。これが際立ってました。
いじめてた側の彼の恐怖は、たしかになんでこんなことするのか?という点では理解できないものの、物理的な恐怖。一方で自殺した彼に対しては、「リリィ・シュシュのすべて」を見た時のような得体のしれない、理解し難いものに対する恐怖心?こっちのほうが数倍怖い。声変わりもしてないような男の子がそれで迫ってくると、こりゃもう、未知の生物のように逃げ出したくなっちゃうかも。
さすがに裁判モノだけあって外れはないんですよ。たとえそれが中学生だけでやっていたとしてもしっかりと事件に対してアプローチしてるんで、普通に裁判モノ見てるぐらいの緊張感もあれば、そのへんは多少ゆるめに目的以外の学校生活の問題点もそれこそ白日のもとに晒したりと、集中も切れることはなかったですし。
ただ、これは救いがあったのかどうか・・・というのがなんかちょっとモヤモヤしちゃったかな。なんか悲しい結末しか残ってなかったり、誰もがやっぱり木津ついたまま今後を暮らしてくことを考えるとさ。
どうしても本物の裁判というわけではないので、やっぱり事件に対して決着がついたかどうかも怪しかったりするし、その点では裁判モノの最後のすっきり感が味わえなくって惜しいかったです。
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後編は裁判ということで事件の真相が明るみに出るのですが、それにともなってどんどんと積み上がってゆく中学生に対する恐怖。
正直こんなにしっかりした中学生がいるだろうか?と思ってしまうほど大人な主人公ら裁判しようとする子供達なんですが、そんな中、自殺した彼の怖さというか気持ち悪さ。これが際立ってました。
いじめてた側の彼の恐怖は、たしかになんでこんなことするのか?という点では理解できないものの、物理的な恐怖。一方で自殺した彼に対しては、「リリィ・シュシュのすべて」を見た時のような得体のしれない、理解し難いものに対する恐怖心?こっちのほうが数倍怖い。声変わりもしてないような男の子がそれで迫ってくると、こりゃもう、未知の生物のように逃げ出したくなっちゃうかも。
さすがに裁判モノだけあって外れはないんですよ。たとえそれが中学生だけでやっていたとしてもしっかりと事件に対してアプローチしてるんで、普通に裁判モノ見てるぐらいの緊張感もあれば、そのへんは多少ゆるめに目的以外の学校生活の問題点もそれこそ白日のもとに晒したりと、集中も切れることはなかったですし。
ただ、これは救いがあったのかどうか・・・というのがなんかちょっとモヤモヤしちゃったかな。なんか悲しい結末しか残ってなかったり、誰もがやっぱり木津ついたまま今後を暮らしてくことを考えるとさ。
どうしても本物の裁判というわけではないので、やっぱり事件に対して決着がついたかどうかも怪しかったりするし、その点では裁判モノの最後のすっきり感が味わえなくって惜しいかったです。