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柴田宣史 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2016年05月20日 | 見た回数: 1回
佐々木くんが心酔する漫画家、こうの史代さんの『この世界の片隅に』が、2016年秋、映画化されるらしい。佐々木くんは、映画化に際し、いちファンでも映画を盛況にするためにできることはないかと気を揉んでいる。
僕もこうの史代さんはずいぶん好きな方なので、彼の活動にはいっちょかみしたいところだけど、まあ、それで、映画化をする監督さん(片渕須直)の作品を見なはれ、という話になりまして、佐々木くんが本作と「マイマイ新子と千年の魔法」を貸してくれました。
「マイマイ新子」の時にも思ったのだけど、こういうアニメーションの仕事をする監督は好きなんだけど、お話は、そんなに引き込まれないなあ、と思ったのです。
アリーテ姫も少々眠い。でも、僕が嫌いな定番的動きは一切なく、大きいものは大きく見えるし、動くべきものは、気持ちよく動いてくれるので、映画化は難しいような気がする原作であるような気もするのですが、『この世界の片隅に』も、彼が撮るならいいのかしらともおもいました。
* * *
この作品に言及しないと、ですね。
エラい達観した姫さまなのです。典型的、Damsel in distressなんですが、こっそりちょくちょく抜け出して見聞を広めている。
悪い魔法使いと、青い妖精の代母、三枚のお札と、なにかと典型的要素でお話は構築されているのですが、終盤でどびっくりのSF展開。どびっくりといいつつも、序盤でそれはある程度仄めかされているので、そんなに驚きはしないのだけど、その演出にびっくりなんです。
ともあれ、「マイマイ新子」よりは、ちょっとお話は好きかしら。
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佐々木くんが心酔する漫画家、こうの史代さんの『この世界の片隅に』が、2016年秋、映画化されるらしい。佐々木くんは、映画化に際し、いちファンでも映画を盛況にするためにできることはないかと気を揉んでいる。
僕もこうの史代さんはずいぶん好きな方なので、彼の活動にはいっちょかみしたいところだけど、まあ、それで、映画化をする監督さん(片渕須直)の作品を見なはれ、という話になりまして、佐々木くんが本作と「マイマイ新子と千年の魔法」を貸してくれました。
「マイマイ新子」の時にも思ったのだけど、こういうアニメーションの仕事をする監督は好きなんだけど、お話は、そんなに引き込まれないなあ、と思ったのです。
アリーテ姫も少々眠い。でも、僕が嫌いな定番的動きは一切なく、大きいものは大きく見えるし、動くべきものは、気持ちよく動いてくれるので、映画化は難しいような気がする原作であるような気もするのですが、『この世界の片隅に』も、彼が撮るならいいのかしらともおもいました。
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この作品に言及しないと、ですね。
エラい達観した姫さまなのです。典型的、Damsel in distressなんですが、こっそりちょくちょく抜け出して見聞を広めている。
悪い魔法使いと、青い妖精の代母、三枚のお札と、なにかと典型的要素でお話は構築されているのですが、終盤でどびっくりのSF展開。どびっくりといいつつも、序盤でそれはある程度仄めかされているので、そんなに驚きはしないのだけど、その演出にびっくりなんです。
ともあれ、「マイマイ新子」よりは、ちょっとお話は好きかしら。